本文
柏崎刈羽原子力発電所の早期運転再開に関する請願採択についての知事コメント
18日に刈羽村議会が、柏崎刈羽原子力発電所の早期運転再開を求める請願を採択し、本日、柏崎市議会が、同趣旨の請願を採択しました。
まずやらなければならないのは原子力発電所の安全確保です。そのため、責任の所在を含め、福島第一原子力発電所事故の検証・総括が不可欠であり、それがなければ、再稼働については、手続きも含めて議論いたしません。
事故の検証・総括がないまま策定された規制基準では、安全確保はできません。規制基準には国際原子力機関の深層防護の考え方における、第5層の「過酷事故後の対応」が欠落し、第4層の「過酷事故対策」も十分ではありません。
原子力規制委員会には、地域の安全をいかに確保するかという組織の本来の目的を果たし、実効性のある対策を速やかに構築していただきたいと思います。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)