本文
平成22年9月定例会(産業経済委員長報告)
平成22年9月定例会 産業経済委員長報告(10月15日)
委員長 佐藤 純
産業経済委員会における付託案件等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。
まず、産業労働観光部関係として
- 工業製品の産地ブランド化については、認知度向上による収益の増加が期待できるので、展示会への出展助成など積極的に支援すべきとの意見。
- 県内産業の振興については、情熱や豊富な経験を持つ人材との連携が重要なので、民間との幅広いネットワークの構築によりビジネス機会の拡大に努めるべきとの意見。
次に、農林水産部関係として
県産米については、この夏の猛暑により一等米比率が大幅に低下したので、品質低下の要因を詳細に分析し、高品質米の生産に向けたきめ細かな栽培管理方法の周知に努めるべきとの意見。
次に、農地部関係として
農業農村整備事業については、国の事業費縮減により事業計画の着実な実施に懸念があるので、農業基盤整備の重要性を踏まえ来年度予算の十分な確保を国に求めるべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願の審査結果について申し上げます。
請願第3号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
また、本委員会として、「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の期限延長を求める意見書」及び「口蹄疫被害の復興支援と再発防止を求める意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。