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【糸魚川】地すべり対策事業の実施状況
地すべり対策事業
目的および内容
地すべりは、地下水の上昇等に起因して、土地の一部が動いたり、滑ったりする現象です。 糸魚川管内には、地すべり等防止法で指定される地すべり防止区域が152箇所、14,177haあり、これは管内総面積(74,624ha)の約2割に当たります。
所管部局 | 指定区域数 | 指定区域面積 |
---|---|---|
農村振興局 | 42 | 3,884 ha |
国土交通省 | 60 | 3,168 ha |
林野庁 | 50 | 7,125 ha |
合 計 | 152 | 14,177 ha |
地すべり対策事業は、農村振興局所管の地すべり防止区域を対象とし、農地や農業用施設への地すべり災害を未然に防止するため、発生要因の軽減・除去、抵抗力を付加するなどの工事(地表・地下水排除工、抑止工、浸食防止工等)を実施します。
令和5年4月現在
地区名 | 施工区域数 | 施工区域面積 | 施工年度 | 備考 |
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糸魚川三期 | 11区域 | 964ha | 令和元年(補正)~ | |
能生二期 | 19区域 | 1,692ha | 平成21年~令和元年 | 完了 |
糸魚川二期 | 11区域 | 1,084ha | 平成21年~令和元年 | 完了 |
糸魚川 | 8区域 | 1,049ha | 平成5年~平成20年 | 完了 |
能生 | 8区域 | 1,062ha | 平成5年~平成20年 | 完了 |
事業効果
農地・農業用施設等の地すべり災害を防止し、国土の保全や民生の安定を図ります。
谷根地区:地すべり災害(平成27年4月)
谷根地区:復旧後(平成28年12月)
テング沢堰堤(河床低下を防止)
水抜きを行う集水井の施工