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【上越】平成30年度地域振興事業 ソフト事業実績(その3)
平成30年度に上越地域振興局が実施した地域振興事業(ソフト事業)を紹介します。
上杉謙信公ゆかりの地PR促進事業
事業目的
上越地域の重要な観光資源である上杉謙信公及び春日山城のPRを充実させることにより、上越地域内外から上杉謙信公ゆかりのスポットへの観光客増加を目指す。
事業内容
〇上杉謙信公ゆかりの地PRパンフレットの作成
・パンフレット「上杉謙信公と十七武将達」ゆかりの地紹介編(新刷)
・パンフレット「上越妙高 山城マップ」(増刷)
事業成果
新聞等のマスメディアで取り上げられ、注目されました。観光客からは、好評なパンフレットとして利用されています。
「上杉謙信と十七武将達」ゆかりの地紹介編 「上越妙高 山城マップ」
久比岐自転車道魅力アップ事業
事業目的
北陸新幹線開業を踏まえ、上越地域の新しい観光資源として期待されている久比岐自転車道の魅力アップを図り、PRを充実させることにより、県内外・国内外から上越地域への観光客増加を目指す。
事業内容
〇「久比岐自転車道魅力アップ実行委員会」への参画及び負担金の拠出
- ガイドマップの作成
- りんりんキャンペーンの実施(期間:5月3日から10月28日まで)
- サイクルステーション案内標示の作成
- PRキャラクター「久比岐 凛」LINEスタンプの作成
事業成果
約10年ぶりにガイドマップの改訂を行い、観光情報などを満載したマップが完成しました。スタンプラリーによるキャンペーン実施により、サイクリング道の魅力をPRすることができました。
自転車道ガイドマップ サイクルステーション用案内標示
久比岐自転車道ホームページ<外部リンク>
釣り客への直江津地域PR事業
事業目的
北陸新幹線の開業により人通りが減少した直江津地域に、年間3万人を越える上越への釣り客をターゲットに直江津地域に立ち寄るきっかけづくりを行うことにより、直江津地区の活性化を図る。
事業内容
〇上越で釣った魚を持ち込むと、美味しく調理して提供してくれる直江津の飲食店を紹介する以下の取組をおこないました。
広告物の作成
・チラシ、ポスター及びのぼり旗の作成
・チラシ及びポスターは上越市内の釣具店、釣り場、協力飲食店を中心に配布。のぼり旗は協力飲食店に掲げ
見つけやすくした。
Web広告・SNS広告の実施
・8月中旬から11月中旬の90日間実施
事業成果
協力飲食店数は昨年の7店舗から10店舗に増加したことで店舗のバリエーションも増え、取り組み自体の魅力向上を図ることができました。また、Web広告及びSNS広告は、ターゲットを絞り込み、効率的な情報発信を実施したことで、これまで周知が十分でなかった県外客に対し、情報発信をすることができ、持ち込み件数は昨年度の86件から149件に増加しました。
「釣りたて魚持ち込みOk!」チラシ表 「釣りたて魚持ち込みOk!」チラシ裏
あなたが釣った魚を調理します!「魚持ち込みOKの店」実施中!のお知らせページ
ライフデザインセミナー進事業
事業目的
経済面での不安を理由に結婚・出産を躊躇している人に対して、具体的な資金計画を伴ったライフデザインを示し、結婚・出産に対する積極的な気持ちを芽生えさせる。
事業内容
○ライフプランセミナーの開催
・マネープランニング講座(講師:1級ファイナンシャルプランニング技能士 山﨑有希氏)
・市の支援制度紹介(説明者:認定NPO法人マミーズ・ネット)
・グループワーク(意見交換)
・個別相談会(希望者)
【参加者】24名
事業成果
未婚・既婚、子どもの有・無など様々な方から参加者いただき、マネープランニング講座では、どの世代においても興味がある内容で、講師の山﨑氏も子育て中でいらっしゃることから、自身の体験談を交えた講義が分かりやすく好評でした。また、グループワークでは、参加者の属性によりグループ分けを行い、それぞれの悩みや不安の共有や情報交換を行いました。子育て中のグループからは、子育てに関する情報共有ができて有意義であったとの感想をいただきました。
ライフデザインセミナー
インターシップ促進事業
事業目的
学生やその保護者に対し、上越市内の企業等の紹介や就職に関する情報を提供するとともに、若者の就業意識を啓発し、県外大学等に進学した多くの学生からインターンシップへの参加を募り、上越市内企業等への就労定着を促す。
事業内容
〇インターンシップパンフレットの作成
・上越市のインターンシップに登録している58事業所の実習内容や学生へのメッセージを掲載
・県内、県外学校及び関係機関等へ配布
事業成果
パンフレットの配布により、上越市内の登録事業所へのインターシップ参加が期待されています。
インターシップパンフレット
キャリア教育推進事業
事業目的
妙高市内の中学生を対象に、勤労観・職業観の形成を図るためのキャリア教育フォーラムを実施することにより、ふるさと企業への愛着や誇りを育成し、地元定着及びUIターンにつなげる郷土愛を醸成する。
事業内容
〇キャリア教育フォーラムの開催(7月11日)
・妙高市内の中学2年生224名が参加。
・地元企業等の職業ブース(19ブース)でワークショップを実施。
事業成果
参加者アンケートでは、将来を考える上で役に立ったかという問いに対し98%の生徒が「役に立った」と回答しました。また、自由記入欄に「仕事の楽しさや喜びを知れた」「将来については色々な視点で考えていくことが必要」など、将来の職業選択についてイメージしていることがうかがえる回答が目立ち、将来の進路について考える機会として、非常に有効なフォーラム開催となりました。