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【上越】令和元年度地域振興事業 ハード事業実績
令和元年度に上越地域振興局が実施した地域振興事業(ハード事業)を紹介します。
戸野目川堤防舗装事業
事業目的
小学生や近隣住民が、戸野目川の豊かな水環境に触れ合う機会の創出。
事業内容
戸野目川堤防(右岸)の舗装
施工延長 L=218.82m
施工面積 A=538平方メートル
事業成果
近隣住民のウォーキング・コースとしての活用、戸野目川の豊かな水環境と触れ合う機会の創出が期待されます。
着手前 完成
駅伝(マラソン)練習環境整備事業
事業目的
ランナーの練習コースを路面標示で目立たせることにより、車両運転手への認識を高め安全運転を促し、ランナーの安全を確保するとともに、ランナーに対するホスピタリティを創出し、再訪・新規合宿誘致を促進することで、交流人口の増加を図る。
事業内容
「ランナー注意」等の路面標示
・(一)杉野沢二俣線 (杉野沢五差路~ランドマーク妙高高原交差点) N=12箇所
・(主)妙高高原公園線 (笹ヶ峰~杉野沢五差路) N=4箇所
※(一)は一般県道、(主)は主要地方道
事業成果
妙高市による宿泊施設等への聞き取りによると、合宿に訪れていた学校関係者から、ランナーに対する配慮が感じられ合宿地としての魅力は高くなったなどの声がありました。こうしたホスピタリティの高まりにより、再訪、新規合宿誘致が促進され、交流人口の増加が期待されます。
着手前 完成「ランナー注意」の表示
安全な通学環境整備事業
事業目的
通学路を路面標示により目立たせることにより、車両運転手の通学路への認識を高め安全運転を促し、通学児童の安全を確保する。
事業内容
グリーンベルトの設置 (上越市内)
・(一)板倉直江津線 富岡地内 富岡小学校通学路L=185.6m
・(一)小猿屋黒井停車場線 佐内町地内 春日新田小学校通学路 L=147m
・(主)上越頸城大潟線 頸城区百間町地内 大瀁小学校通学路 L=187.9m
※(一)は一般県道、(主)は主要地方道
事業成果
上越市の令和元年度通学路安全対策会議において、上越市教育委員会の担当者より「グリーンベルトは、ドライバーの目を引き通学児童への注意を促す大変効果の高い対策。地域の方からも高評価を受けている。」との評価を受けています。
開放釣り場へのアクセス道路整備事業
事業目的
直江津港第3東防波堤開放釣り場は、釣果も良いため、平成30年には1万7千人近くの釣り客の来場があった。来場者の約7割を県外者が占め、特に長野県や群馬県からの利用者が多く、全国的に認知度も広がっており、さらに人気のスポットとして来場者の増加が期待されている。
開放釣り場へのアクセス道路を整備することにより、直江津地域の活性化や交流人口の拡大へ寄与する。
事業内容
待機車両の指導へのはみ出しを解消するため、連絡通路の法線を検討し、すれ違いができる幅員確保とアスファルト舗装を行う。
事業成果
アクセス道路が整備されたことにより、これまで市道にはみでていた待機車両の解消に効果が見られました。また、舗装や道路幅の拡張により通行しやすくなり、利用者の安全性が向上しました。昨年の利用者は19,424人となり、前年よりも約3,000人の利用客増加につながりました。
上空写真(すれ違いできる法線へ変更) 竣工写真
開放釣り場魅力向上事業
事業目的
直江津港第3東防波堤開放釣り場は、釣果も良いため、平成30年には1万7千人近くの釣り客の来場があった。来場者の約7割を県外者が占め、特に長野県や群馬県からの利用者が多く、全国的に認知度も広がっており、さらに人気のスポットとして来場者の増加が期待されている。
開放釣り場は、観光客を乗せた佐渡汽船「あかね」からもよく見え、直江津港の風景のひとつとして定着しているところでもあり、防波堤壁面へ釣り場名称の表示を行うことで、直江津地域の活性化や交流人口の拡大へ寄与する。
事業内容
開放釣り場の観光資源としての魅力を発信するため、防波堤壁面へ「直江津港開放釣り場」と表示するとともに、釣り客の安全性確保のため、現在剥がれ落ちるなどしているライン表示の引き直しを行う。
事業成果
防波堤に「直江津港開放釣り場」の文字表示をしたことで、釣り場のPR効果が期待されます。また、釣り場のライン引きを行ったことにより、さらに安全に釣りを楽しんでもらえる環境を整備することができました。この事業によって、さらなる交流人口の増加につながることが期待されています。
堤防に「直江津港開放釣り場」を表示 新しいライン表示
小林古径記念美術館整備事業
事業目的
高田城址公園内にある「小林古径邸」敷地内に「小林古径記念美術館」を整備することにより、来訪者の利便性向上と高田城址公園周辺地域の賑わいを創出する。
事業内容
小林古径記念美術館増改築工事への補助事業
事業成果
小林古径記念美術館は、令和2年秋に完成予定です。平成30年度に上越市立歴史博物館がオープンし、高田城址公園とともに高田地域全体が歴史・文化の魅力を伝える街として、来訪者の増加が期待されます。
多目的室棟 企画展示室
妙高高原スポーツ公園トイレ新築事業
事業目的
市民等に安心かつ快適なスポーツ環境を提供するとともに、合宿等活動施設としての機能を充実させ、スポーツツーリズムによる地域活性化と交流人口の拡大を図る。
事業内容
妙高高原スポーツ公園トイレ新築工事への補助事業
事業成果
今回の工事により、トイレの箇所が増加しスポーツ大会や合宿等でのトイレ不足が解消されました。市民のスポーツ活動の促進、市外・県外からのスポーツ合宿等での利用による交流人口の促進が期待されます。
完成したトイレ