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国川地すべり復旧工事 第3報
上越市板倉区国川の地すべり対策工事の第3報です。工事も終盤に差し掛かってきました。地すべり頭部の排土は終わり、切土法面の吹付工事もほぼ終わりました。地すべりブロック内の水路工及び暗渠工も、頭部の排土工事区間を少し残すのみです。ブロック内の集水井も4基中3基が完了しました。
融雪後の状況(4月20日)応急対策のみ完了
10月25日撮影されたラジコンヘリによる写真
地すべり頭部の排土を終え、切土した法面は、緑化します。
黒い部分が、緑化のための植生基材吹付が完了したところです。
中腹部の排水路工もほぼ完了しました。
排水路工(地すべり地内に地下水が浸透していかないようにします)
集水井筒が完了し、蓋が設置されました。
末端部の側部は、大型フトンカゴによる土留工を設置します。
地すべり末端部の様子
末端部は、コンクリートブロックによる土留工を設置します。
11月になると時雨れる日が多くなり、土工が困難になります。その前に排土工を終えることができて、ほっとしています。12月に根雪になるまでに、排水路工をできるだけ多く完成させるように、努力しています。