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屋根雪下ろしアンケート結果を公表します
調査目的
住宅の屋根雪下ろしの事故をなくし、県民の皆さまが安心して暮らすことのできる地域社会の実現に
向け、屋根雪下ろし作業中の安全対策の現状について把握し、今後の施策展開の参考資料とするた
め、特別豪雪地帯にお住まいの世帯にアンケート調査を実施しました。
アンケート実施方法
(1)方法
「屋根雪下ろしアンケート」調査票により、屋根雪下ろしの現状と事故防止啓発の普及状況について
伺いました。
なお、回答は無記名としました。
(2)対象者
特別豪雪地帯にお住まいの18市町村3,200世帯にアンケート調査票を配布し、回答を依頼しました。
(3)実施期間
平成25年6月7日~平成25年7月31日(8月20日到着分まで集計)
(4)回答数
3,200世帯のうち2,216世帯から回答をいただきました。回答率は69%でした。
集計結果
(回答数と、設問の回答総数に対するその選択肢の割合をカッコ書きで記載)
Q1 県・市町村がテレビ・新聞・広報などで雪下ろしの事故防止を呼びかけていたことを知っていましたか?
- 知っていた 2,018(91.1%)
- 知らなかった 198(8.9%)
9割以上の世帯が、県・市町村が雪下ろしの事故防止を呼びかけていたことを知っていました。
Q2今年の冬に自宅の屋根の雪下ろしを誰が行いましたか?
- 自分・家族 1,327(59.9%)
- すべて業者・役場に依頼した 99(4.5%)
- 行わなかった 790(35.6%)
今年の冬、雪下ろしを行った世帯は約65%でした。
そのうち、自分又は家族で雪下ろしを行った世帯は9割、業者や役場に依頼した世帯は1割でした。
※以下は、Q2で「1 自分・家族」と回答した世帯のみ回答
Q3 自宅の屋根の雪下ろしを自分・家族で行ったのは何回くらいですか?
- 1回 347(26.2%)
- 2回 277(20.9%)
- 3回 224(16.9%)
- 4回 105(7.9%)
- 5回 128(9.6%)
- 6回以上 246(18.5%)
1回~3回行った世帯が全体の6割以上を占めましたが、6回以上行ったという世帯も約2割ありました。
Q4 自宅の屋根の雪下ろしを行った自分・家族のうち主に行った人の年齢は次のうちどれですか?
- 29歳以下 8(0.6%)
- 30~59歳 447(33.7%)
- 60歳~64歳 323(24.3%)
- 65歳~69歳 274(20.7%)
- 70歳~74歳 183(13.8%)
- 75歳以上 92(6.9%)
65歳以上の高齢者の方が雪下ろしを行った世帯が4割以上にもなります。
そのうち、約17%の世帯では75歳以上の方が雪下ろしを行っていました。
Q5 自宅の屋根の雪下ろしをする時、二人以上で行いましたか?または、誰かに声をかけてから行いましたか?
- 二人以上で行った 388(29.2%)
- 誰かに声をかけてから行った 661(49.8%)
- 誰にも声をかけず、一人で行った 278(21.0%)
誰かに声をかけてから一人で雪下ろしを行った世帯が、約5割でした。
約2割の世帯が、誰にも声をかけず一人で雪下ろしを行っていました。
Q6 自宅の屋根の雪下ろしをする時、ヘルメットの着用やロープなどの命綱を装着して行いましたか?
- ヘルメットだけかぶった 191(14.4%)
- 命綱だけつけた 33(2.5%)
- 両方ともつけた 29(2.2%)
- 何もつけなかった 1,074(80.9%)
何もつけずに雪下ろしを行った世帯が全体の8割を占めています。
ヘルメットを着用している世帯は約17%で、命綱を装着している世帯は約5%でした。
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