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宿泊施設満足度向上モデル事業について
県では、「観光旅行者の満足度を高める」「より多くの観光旅行者から何度も訪れてもらう」「より長く滞在してもらう」という観点から、観光振興施策に取り組んでおり、施策の一環として、観光地満足度調査の結果を踏まえた改善に取り組む宿泊施設を支援するため、「宿泊施設満足度向上モデル事業」を実施しています。
本ページでは、これまで支援した取組をまとめ、紹介いたしますので、宿泊施設の皆様の今後の取組の参考としてご活用いただければ幸いです。
- 事業の概要
観光地満足度調査の協力施設を対象に、本事業の趣旨に沿った取組の実施を希望する宿泊施設を公募し、各施設の満足度向上に向けた取組を支援 - 実施施設数
22施設(平成23年~27年)
実施事例
これまで実施した事業の一部を事例として紹介します。
全ての事業については事業概要一覧、事業ごとの詳細な内容については各報告書をご覧ください。
松泉閣花月(湯沢温泉)
目的
周辺の観光情報をまとめた資料の作成や接客技術を向上させる研修を行うことで、従業員が、周辺観光の情報も取り込んだサービスを提供できる、旅のコンシェルジュとしての機能強化を図る。
研修スケジュール
旅のコンシェルジュ研修
サービス提供に当たっての必要な情報整理や見る人がわかりやすい資料作成について学び、地域の観光スポットの情報をまとめた「コンシェルジュブック」を作成しました。
コンシェルジュブックの一例
接客スキル向上研修
接客態度やコミュニケーション技術を学び、作成したコンシェルジュブックを活用するロールプレイングを行いました。
いろんなお客様のケースを想定してロールプレイングを実施
成果
周辺観光について情報をまとめた「コンシェルジュブック」を作成したことで、宿泊施設のみでなく、周辺環境も含めた観光案内ができるようになり、合わせてロールプレイング研修を行ったことで、実践力も養うことができました。
ホテル秀山(妙高高原地域)
目的
他施設の先進事例やお客様への情報提供方法について研修を行うことで、地域資源を活用した顧客満足度向上プロジェクトの検討・企画力の向上を図る。
研修スケジュール
セミナー
地酒をPRする先進事例やプロジェクトの企画・実施手法を学びました。
研修風景
グループワーク
宿泊者へ地域の日本酒を紹介するときのキャッチコピーについて、参加者で意見を出し合いました。
各自の案を付箋に書いてブレインストーミング
成果
研修を通して、地域の地酒を活用した顧客満足度向上プロジェクトについて検討しました。
また、研修終了後には、プロジェクトの一環として、平成26年のデスティネーションキャンペーン開催に合わせ、上越妙高の地酒を活用した「酒まいるキャンペーン」を実施しました。
事業概要
報告書
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