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はじめよう!エコライフ~照明編~
白熱電球から省エネランプへ
「少しくらいつけたままででも」という気持ちは禁物。照明が占める家庭での電力消費は全体の約6分の1にもなるのです。電球形蛍光灯、LED照明やインバーター方式といった省エネ製品を選ぶことが重要になります。
意識の違いが大きな差を生みます。次のデータやポイントを参考にして家庭でできる身近な温暖化対策として、地球にやさしい明かり”電球形蛍光灯”の使用をお奨めします。
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト
どれだけ使用されているの?
一般照明用ランプの種類別生産高の割合は、電球形蛍光ランプの割合は3%で白熱電球の8分の1以下となっています。
電球形蛍光ランプは、従来の白熱電球と同様の形状でありながら、エネルギー効率が4~5倍高く寿命は約6~10倍です。
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト
省エネランプの効果
白熱電球から電球形蛍光灯に切り替えた場合は1年以内、LED照明に切り替えた場合は5年以内にコストが逆転します。
また、二酸化炭素排出量は、電球形蛍光灯は白熱電球の5分の1、LED照明は白熱電球の8分の1になります。
蛍光灯の場合は?
蛍光灯には、大きく分けて2種類があります。
- 高周波点灯専用形
電源を高周波に変換する専用器具を使用し、インバーターによって交流点灯するするタイプ。瞬時に点灯してちらつきもありません。 - インバーター式(電子安定器式)
グロー球に替わるスターター機能を電子化して内部に組み込んだタイプ。スイッチを入れると同時に点灯し、タイムラグがありません。従来の照明器具に比べると、同じ明るさで約20%の省エネ効果があり、グロー球がない分、スリム化されるといったメリットもあります。 - 丸形(磁気安定器式・グロースターター式)
豆球のような小さなグロー球(点灯管)が先に点灯し、少し時間をあけて蛍光灯が点灯するタイプ
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト
蛍光灯器具の上手な選び方・使い方
蛍光灯器具を選ぶ場合には、部屋の広さ、エネルギー消費効率、お手入れのしやすさ等を考慮に入れ、場面により照明の使い分けのできる手元スイッチ(リモコン)やセンサーなどの機能により無駄な照明を省き、省エネ基準達成率の高いものを選びましょう。
なお、詳細については次のアドレスの内容をご欄ください。
- 家庭の省エネ大辞典<外部リンク>
- 省エネあかりフォーラム<外部リンク>
- 省エネ性能カタログ<外部リンク>