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第三期新潟県ツキノワグマ管理計画
県内に生息するツキノワグマについて、引き続き、計画的に管理を進めるため、「第三期新潟県ツキノワグマ管理計画」を策定しました。なお、令和6年10月に「第三期新潟県ツキノワグマ管理計画」の一部変更を行いました。
第三期新潟県ツキノワグマ管理計画
第三期新潟県ツキノワグマ管理計画 [PDFファイル/1.04MB]
計画策定の目的
地域個体群の長期にわたる安定的維持を図りつつ、生息数を適正な水準に管理し、その生息域を適正な範囲に縮小並びに人身被害の防止及び農林業被害の低減を図ることを目的とする。
管理すべき鳥獣の種類
ツキノワグマ
計画の期間
令和4年4月1日~令和9年3月31日
計画の対象区域
県内全域(佐渡島及び粟島を除く)
管理の目標
- ツキノワグマによる人身被害の防止及び農林業被害の低減
- ツキノワグマの個体群の安定的維持
管理の実施
生息環境整備
- 多様な森林整備や自然植生防護のためのニホンジカの捕獲強化
- 間伐や下草刈り等による緩衝帯の整備
- 生ゴミや不要となった農作物、果実などの適正な管理 等
被害防除・出没抑制対策
- ツキノワグマの出没情報を把握し、県HP等で情報提供
- 防除・排除地域への侵入を遮断するため、藪刈り払いや雑木の伐採を推進
- 人身被害を防止するため、鳥獣被害対策チームが連携して追い払い等を実施 等
個体群管理
- 捕獲数を正確に把握するとともに錯誤捕獲情報についても収集
- 年間捕獲数を推定生息頭数の12%以下に抑える。ただし、環境省ガイドラインに基づき、15%とすることも可能とする
- 捕獲個体を第三者に売却する場合、出荷制限指示及び関係法令に従い、適切に実施
- 人とツキノワグマの軋轢の軽減に向けて、個体群管理を図るため、指定管理鳥獣捕獲等事業による捕獲等を実施する。
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