本文
展示鳥類剥製(コハクチョウ)
コハクチョウ
コハクチョウ
鳥名
コハクチョウ【小白鳥】カモ目カモ科ハクチョウ属(英名 Tundra Swan)全長115-150cm、翼開長180-225cm
季節・分布
冬鳥として、県内各地の湖沼、河川などに渡来し、個体数が増加している。
生息環境
湖沼、池、河川、水田、河口など。
行動
家族で行動し、他の家族と群れで生活する。水田などで落ち穂や青草の葉、根、種子など食べる。
形態
雌雄同色。足は黒い。幼鳥は全体が灰色で、嘴には赤みがあり、基部は淡い黄色で成鳥と同じように黄色部が嘴の半分以下。越冬中に徐々に白くなっていく。
鳴き声
飛びながら「コゥー」と鳴く。
特徴
嘴の黄色部が嘴全体の半分以下で、その形が四角形か丸みがあってとがらないのが本種。類似種のオオハクチョウよりも小さいが、単独では大きさがわかりにくいので嘴を見ると良い。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥