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展示鳥類剥製(タゲリ)
タゲリ
タゲリ
鳥名
タゲリ【田鳧】チドリ目チドリ科タゲリ属(英名 Northern Lapwing)全長28-31cm、翼開長82-87cm
季節・分布
冬鳥として、主に平野部の潟や水田、河川敷に飛来。福島潟では大群が観察される。
生息環境
水田、湿地、河川、干潟など、見通しのよい開けた場所に群れていることが多い。
行動
常に群れで行動する、地面を足でたたくようにしてミミズなどを捕るほか、昆虫類、甲殻類などを食べる。飛翔時は翼の先端が丸く見え、ふわふわとした独特の羽ばたきをする。
形態
雌雄ほぼ同色。雄の冠羽は長く、雌や若鳥の冠羽は短め。冬羽では顔から喉が白く、頭頂と目の周囲、胸が黒い。
鳴き声
「ミューウ」と子猫のような声で鳴く。
特徴
採食時に方向を突然変えるなど、チドリ科らしい千鳥足を見せる。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥