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展示鳥類剥製(ヤツガシラ)
ヤツガシラ
ヤツガシラ
鳥名
ヤツガシラ【戴勝】サイチョウ目ヤツガシラ科ヤツガシラ属(英名 Eurasian Hoopoe)全長26cm
季節・分布
旅鳥として県内に少数飛来。
生息環境
平地から低山の背丈の低い草地、芝地、農耕地、道端など。
行動
1~数羽で行動しているのを見る。歩き回って細長い嘴を地中に差し込んだりして、主に昆虫の幼虫を捕り、トカゲなども食べる。
形態
雌雄同色で、頭には広げると扇状になる冠羽があり、驚いたときや伸びをしたときに広げる。冠羽の先は黒い。頭部から背は橙褐色で、翼と尾羽は白黒の横縞模様になっているため、飛ぶと目立つ。
鳴き声
「ジャァー」「ポポポ ポポポ」などと鳴く。
特徴
長い嘴と冠羽が目立つ人気種。開いた冠羽が8つに見えることが和名の由来とされるが、冠羽を髪飾りの載頭(やつがしら)に見立てたという説もある。地上にいると目立つが、樹上では体色が保護色となり、意外に見つけにくい。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥