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展示鳥類剥製(ミヤマホオジロ)
ミヤマホオジロ
ミヤマホオジロ(オス)
鳥名
ミヤマホオジロ【深山頬白】スズメ目ホオジロ科ホオジロ属(英名 Yellow-throated Bunting)全長15.5cm
季節・分布
冬鳥として、県内各地に渡来。個体数はあまり多くない。
生息環境
平地から山地の林や草原、農耕地など。
行動
小群で生活することが多い。明るい林内や林縁部の裸地や草地などで、草の種子やクモ類などを食べる。
形態
雄の頭頂部は黒く、冠羽になっている。過眼線から顔と胸は三角形に黒い。夏羽になるのは2月頃から。雌は雄の黒い部分が淡色。
鳴き声
「チッツ」などと鳴き、複雑にさえずる。
特徴
冠羽と黄色い眉斑と喉が目立つ。地上にいることが多く、警戒すると「チッツ」と鳴いて樹上に上がるが、ほどなく地上に降りて採食し始めるので、じっと待っているとよい。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥