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保倉川における鉛の環境基準値超過について
県では、水質汚濁防止法により策定した水質測定計画に基づき、国等の関係機関と連携して、県内の公共用水域の水質を監視しています。
北陸地方整備局が2月2日に保倉川最下流の古城橋で実施した調査において、鉛が0.01mg/L検出されたため、2月10日に追加調査を実施したところ、環境基準値(0.01mg/L)を超えて0.013mg/L検出された旨、県に連絡がありました。
この連絡を受け県は、上流にある鉛を扱う主な事業場に対しての点検を上越市に要請し、異常がないことを確認しました。
なお、保倉川では現在農業用水の取水はなく、保倉川支川の飯田川で上越市が2月2日に実施した調査では鉛は検出されていません。
1 調査結果
河川名 | 調査地点 | 2月2日採水 | 2月10日採水 | 2月14日採水 | 環境基準値 | 調査機関 |
---|---|---|---|---|---|---|
保倉川 | 古城橋 | 0.010mg/L | 0.013mg/L | 0.005mg/L未満 | 0.01mg/L | 北陸地方整備局 |
飯田川 | 千福橋 | 0.005mg/L未満 | - | - | 上越市 |
2 今後の対応
原因は不明ですが、引き続き、当該地点での水質監視を実施していきます
参考 鉛
- 健康への影響
疲労、頭痛、関節痛、胃腸障害、中枢神経障害、末梢神経障害を及ぼすといわれている。 - 用途
鉛蓄電池、ハンダ、合金原料、電線被覆、顔料、銃弾、プラスチック安定化剤等に使用
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課 担当 鈴木
直通 025-280-5694 内線 2711
〔調査の詳細について〕
北陸地方整備局水災害予報センター 担当 長谷川
直通 025-370-6770 内線 3851
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