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十日町市本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:2405182 更新日:2024年9月18日更新

​十日町市本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について

​ 十日町市本町地内の事業場跡地において、事業者が土壌汚染状況を確認するため、土壌中に含まれるガスを調査した結果、テトラクロロエチレン等が検出された旨、昨日、南魚沼地域振興局(環境センター)に報告がありました。

 調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。

 

1 概要

(1) 調査地点:十日町市本町地内

(2) 試料採取日:令和6年8月26日

(3) 検出状況:

○土壌ガス調査※結果                 単位:volppm

検出物質

土壌ガス濃度

検出下限値

テトラクロロエチレン

1.0~710

0.1

トリクロロエチレン

1.5

1,2-ジクロロエチレン

1.2~2.0

クロロエチレン

0.1~0.6

※土壌ガス調査は、土壌中の気体に含まれる有害物質の量を測定する調査です。土壌ガス調査で有害物質が検出下限値を超えて検出されると汚染された土壌とみなされます。

 

2 県の対応

・周辺に水道水源、営業用井戸、飲用井戸及び農業用井戸がないことを確認しました。

・周辺の地下水調査を実施し、汚染の有無等を確認します。

・今後、土壌汚染対策法に基づき適切に対応してまいります。

 

(参考)

○ テトラクロロエチレン

 ドライクリーニング溶剤や繊維洗浄、金属加工での脱脂剤等に使用される。中枢神経系への障害、肝臓・腎臓への障害を及ぼすといわれており、発がん性のおそれがあるといわれている。

○ トリクロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、クロロエチレン

 テトラクロロエチレンが土壌・地下水中で微生物等により分解されて生成するもので、人の健康への影響を及ぼすおそれがあるもの。

【報道資料】十日町市本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について [PDFファイル/71KB]

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