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【柏崎】雪国新潟で栽培する「越後バナーナ」
柏崎市では地元企業や金融機関が連携し、高級バナナのブランド化に向けたプロジェクトが進められています。
この企業では、ごみ焼却施設で発生する排熱を利用した「サーマルリサイクル」により、同施設内に整備されているビニールハウスで、バナナの栽培を行っています。
バナナの品種は、市場に多く流通している「キャベンディッシュ」ではなく、皮が薄く糖度が高い「グロスミッチェル」を選定し、昨年の8月、2棟のビニールハウスに800本の苗を植え付けました。冬の時期でも、ハウス内の温度は一定で、新潟でもバナナに適した生育環境が保たれ、6月以降に初収穫の予定です。
今後の取り組みとして、高級バナナとしての販売だけでなく、市内菓子店や飲食店と協力してバナナを活用した商品開発の他、市内髙柳町門出和紙との協力によりバナナの古木を活用したバナナペーパーの製作等、資源循環と地域活性化の役割を担うバナナ栽培をめざしています。
バナナのネーミングは、雪国「越後」で栽培していること、普段食べ慣れているバナナとは違う品種、食味であることを伝えたいとの思いを込めて、「越後バナーナ」と名付けられました。また「越後バナーナ」のロゴマークは、ぎおん柏崎まつりで日本海に打ち上がる花火とバナナの色づきと日本海の夕日を表しています。
詳細については、こちらをご覧ください。<外部リンク>