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【柏崎】春の日本海に飛び込む ~やさしい海風に吹かれてサウナ体験~
これまで柏崎地域の個性が光る2つのサウナで楽しさを実感し、第3弾は、鯨波海水浴場にあるサウナ宝来洲(ホライズン)です。
まさに、ビーチに建つサウナ。空と海の青を背景に白い建物がとても映えます。
鯨波で小竹屋(おだけや)旅館を営む杤堀(とちぼり)耕一さんが2021年6月にオープンしたこのサウナの最大の売りは、日本海が水風呂ということ。
杤堀さんは「自然の環境を活かしたサウナなら、どこにも負けない魅力で人を惹きつけられる」と言い、実際、サウナ宝来洲は県外からのリピーターも多いそうです。
サウナの向かいにある旅館で受付と着替えを済ませて、いよいよサウナへ。
サウナ室に入って座ると、大きな窓から海が一望できます。
夕方の時間帯に利用すれば、天気の良い日には海に沈む夕日をこんな風に眺めながらサウナを楽しめるそうです。
(サウナ宝来洲提供)
窓の外の静かな海をぼんやりと眺めます。サウナ体験も3回目となったせいか、熱気があまり気にならなくなってきたような感じがします。汗をたっぷりかいたところで、楽しみにしていた水風呂(日本海)へ。
持参した浮き輪を付けて海水に入ってみます。最初は少し冷たく感じましたがすぐに慣れて、全身の力を抜いてぷかぷかと浮いている感覚がとても気持ち良く、このままずっと漂っていられそうです。ちょうど良い水温で、同行の仲間もあまりの気持ち良さに叫び声を上げていました。
海の水風呂をしばらく楽しんだ後は、波打ち際に置かれたチェアで休憩。
目を閉じると、波の音が心地よくて思わず眠ってしまいそうです。
10分ほど外気浴をして、再びサウナへ。
サウナでは、白樺の枝葉を束ねた「ヴィヒタ」で肌を叩いて血行促進やリラックスなどの効果を高めたり、サウナの室内にヴィヒタを吊るして香りを楽しんだりと様々な楽しみ方があるそうで、宝来洲でヴィヒタを購入することもできます。仲間のヴィヒタを浸した水をサウナストーンにかけてみると、蒸気と共に甘いお茶のような良い香りが広がりました。
ここ宝来洲では、海のほかにもう一つ、水風呂として楽しめる場所があります。
建物のすぐそばを流れる前川です。
この日は流れが穏やかで浅く、安心して入ることができました(前川に入れるのは冬期のみ)。
宝来洲では、様々なところにチェアが用意してあり、思い思いの場所で外気浴ができます。建物のすぐ裏にはハンモックが置かれていて、屋上のデッキや建物の中にもチェアがあります。
屋上のデッキで横たわると、日本海の眺めが格別です。
海から爽やかな風が吹いていて、また眠りに落ちてしまいそうになりました。
3セット目の外気浴を終えたところで残り時間が20分くらいになったので、小竹屋旅館へ戻り、お風呂に入って着替えます。サウナの後に旅館のお風呂に入れるのは得した気分です。
サウナ後の水分と塩分補給におススメなのが、宝来洲オリジナルのサウナ専用炭酸飲料。名前はないそうです。
ココナッツの香りとほのかな塩味のドリンクを味わい、本日のサウナ体験終了です。
広大な日本海の水風呂と穏やかな海風で心も体も満たされた一日となりました。
サウナ宝来洲の公式サイトはこちら<外部リンク>
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