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災害時の口腔ケアについて
歯みがき、お口のケアはあなたの命を守ります!
むし歯や歯周病、誤嚥性肺炎を防ぐために歯みがきを!
・避難所などでの生活が長期化すると、口の中を清潔に保つことが難しく、むし歯や歯周病などのトラブルが生じやすくなります。
・特に、高齢者の「誤嚥性肺炎」は、全身の健康にも影響するため注意が必要です。
災害時の備えとして
○避難所などでも口の中を清潔に保つために、下記の物品を防災グッズとして準備しておくことが推奨されます。
・歯ブラシ
・液体ハミガキ(水がなくても使用しやすいため)
【取り外しのできる入れ歯をお持ちの方は…】
・入れ歯ケース
・入れ歯洗浄剤
○上記のほか、普段お使いの「デンタルフロス」・「歯間ブラシ」や、唾液の分泌を促進する「キシリトール配合のシュガーレスガム」等も準備できると、さらに良い備えになります。
誤嚥性肺炎を防ぎましょう
・お口を清潔に保つには入れ歯のお手入れが大事です。
・食後に入れ歯をきれいにしましょう。
・夜寝るときは入れ歯をはずしましょう。
ハブラシがないとき
・食後に少量の水やお茶でうがいをします。
・ハンカチやティッシュで歯の汚れをとるのも効果があります。
だ液を出す工夫を
・だ液はお口の中をきれいに保つ働きがあります。
・耳の下、ほお、あごの下を手でもんだり、あたためると、だ液が出やすくなります。
水が少ないときの歯みがき
1 約30mlの水を用意します。
2 水でハブラシをぬらして歯みがきします。
3 合い間にハブラシの汚れをティッシュでふきとります。
4 コップの水を少しずつお口に含み、2~3回にわけて、すすぎます。
○液体ハミガキ、洗口液があれば、水のかわりにお使いください。
※水でのすすぎは不要
○うがい薬もお口を清潔に保つのに効果的です。
災害時のお口のケア(日本歯科医師会HPより) [PDFファイル/93KB]
非常時の口腔健康管理(水がある場合)(水が無い場合) (日本歯科医師会HPより)[PDFファイル/7.78MB]
災害時の口腔ケアに関する動画
日歯8020テレビ「8020日歯TV 災害時こそ大切!お口のケア 備えておくこと」
日歯8020テレビ「8020日歯TV 災害時こそ大切!自分でできること」
参考資料(外部サイト)
○啓発リーフレット・動画等
災害に関する情報(公益社団法人 日本歯科医師会)<外部リンク>
○啓発リーフレット等
災害時のお口(くち)のお手入れについて(厚生労働省)<外部リンク>
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