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「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催されました(令和2年10月24日)
令和2年10月24日(土曜日)、「全拉致被害者の即時一括帰国を」と訴える国民大集会が、東京都千代田区「砂防会館別館」で開催されました。
会場には今年6月にご逝去された横田滋さんの祭壇が据えられ、集会に集まった約800人の参加者は、滋さんの御意志を引き継ぎ早期解決への思いを一層強くしました。
菅総理は、「本日この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い意思が示されるということは、拉致問題の解決のために、力強い後押しとなります。その声こそが、国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことにつながると思っております。」述べ、また「拉致問題は、私の政権においても、当然、最重要課題であります。先日、総理官邸で拉致被害の御家族の皆様とお会いし、なんとしても結果を出してほしい、切実な思い、一刻の猶予もない、そのことが事実だというふうに思います。改めて心に刻みました。」との決意を述べられました。
「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」の会長である黒岩神奈川県知事は、挨拶の中で、「知事として一体何ができるのか、我々、ずっと考えております。その中で『地域、地域でこの問題を絶対風化させてはいけない。』それが最大の使命であると思っています。このような国際的な犯罪、これが堂々と行われて、何もできない状況を続けていいのか。その怒りの炎を地域、地域で燃やし続ける、それこそが、地域を預かる知事の仕事だと強く思っているところです。」と述べられました。