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村上市で「知事と一緒に車座トーク」を開催しました
平成31年4月11日(木曜日)に今年度1回目となる「知事と一緒に車座トーク」を村上市で開催しました。
「村上の食 ~ブランド力強化に向けて~」と題して、出席者5名と意見交換を行いました。
花角知事のあいさつ
開催にあたり知事は、
「現地で一生懸命頑張っている方々が、どのようなことを考えているのか、何に悩んでいるのか、どういうものを目指しているのか、率直に聞かせていただいて、それを政策の中に反映させていきたい。」
とあいさつしました。
車座トークの様子
テーマ:「村上の食 ~ブランド力強化に向けて~」
村上の食を支える若き担い手と考えるブランド力の強化とは
日時:平成31年4月11日(木曜日) 午後5時から6時30分まで
会場:村上市教育情報センター 2階会議室
(村上市田端町4番25号)
出席者
- 飯島 剛志 さん 【冨士美園株式会社 代表取締役】
- 平田 州 さん 【大洋酒造株式会社 取締役製造部 次長 兼 杜氏】
- 板垣 嘉将 さん 【株式会社新耕農産 取締役】
- 時田 卓 さん 【合同会社アグリフロンティア 代表社員】
- 山田 裕喜 さん 【岩船港支所 技術改良研究会 青年部 裕漁丸】
同席
高橋 邦芳 さん 【村上市長】
座長
花角 英世 【新潟県知事】
出席者の皆様からは、
- ブランド化に向けては地道に活動を続けていくしかない。
- 生産者がやりやすいように行政の方々に主導していただきたい。
- 新潟ならではの価値を出していかないと同じ土俵では勝負ができない。
- 新潟米は他県とどう違うかと言われたときに、はっきりとしたものがないのが難しい。いかに一つの旗印の下に統一できるかが課題。
- 酒の原料はお米、稲わらを食べるのは牛。村上の中でつながって良質な食材ができあがっているというのは、一つのブランド化の方向性。
- 他との違いを味にも反映しなければいけないが、それ以上に大事なのはうたい文句。
- 他との違いを明確に打ち出せるかが大事。
- 平均的な出荷量が足りないために、ブランドとしての価値、認知度が低迷している。
などといった発言がありました。
村上市の高橋市長
同席した高橋市長からは、
- ひと手間かけることが消費者に訴えるアピールポイントになる。
- 生産過程の見える化は非常に重要なポイント。村上市で生まれたものが消費者に届くまでのルートがしっかりしていることは非常に重要。
などといった発言がありました。
座長の花角知事
座長を務めた花角知事からは、
- ブランドをつくっていくためには一定の量と、一定水準以上の品質を維持する仕組みや工夫が必要。
- 生産者側でのブランドをつくっていく努力に加えて、消費者に近い人の働きがないと、最終的にいわゆる強いブランドには育っていかない。
- 具体的な課題については、行政としても応援していきたい。
- これからも前向きに挑戦してもらいたい。
などと話しました。