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見附市で「知事と一緒に車座トーク」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0667724 更新日:2024年12月19日更新

 令和6年5月17日(金曜日)に今年度1回目となる「知事と一緒に車座トーク」を見附市で開催しました。
 「外からきた“見附者(みつけもの)”から見た見附の魅力 ~未来への期待~」と題して、見附市にU・Iターンし、様々な分野で活動をしている5名の市民の皆さんと意見交換を行いました。

車座

 開催にあたり知事は「見附市は面白い人がたくさんいる。新潟県の真ん中に位置する市なので、人も集まってるのかなと感じている。今日は地域で積極的に活動をしている方々と直接お話をして、新潟県全体の活力、元気につなげることができたらと考えている。」と挨拶しました。

車座トークの概要

テーマ:外から来た“見附者(みつけもの)”から見た見附の魅力 ~未来への期待~
日 時:令和6年5月17日(金曜日) 午後3時半から午後5時まで
会 場:見附市文化ホール アルカディア 小ホール(見附市昭和町2丁目1番1号)
出席者:

  • 木村祐太(きむら ゆうた)さん(NPO法人doみつけ・理事長)
  • 加藤卓将(かとう たくまさ)さん(新潟農業GPSコンソーシアム事務局代表)
  • 斉藤友香(さいとう ゆか)さん(グッドメローキャンプ代表、フォトグラファー)
  • 村上徹(むらかみ とおる)さん(見附市公式レポーター、市民交流センターネーブルみつけ駅長、広告デザイン、イラストなど制作)
  • 加藤真樹子(かとう まきこ)さん(かみきた地域むらづくり協議会)

  同席 稲田 亮 さん 【見附市長】

  座長 花角 英世 【新潟県知事】

主な発言

出席者の自己紹介・活動内容

​ 木村祐太さん木村祐太さん NPO法人doみつけ・理事長

 魚沼市出身。2015年に見附に移住。doみつけでは、駅前で中高生や学生が利用できる拠点(フリースペース)を運営。日常的に拠点を利用する高校生らと交流を図り、選択肢が広がるようなきっかけづくりや「やりたいこと」のサポートなど、地元見附に回帰する意識を高めることを目的とした「見附版カムバック支援事業」に取り組んでいる。

広報みつけ2023年2月号(令和6年度全国広報コンクール入選)<6F6F32303233944E328C8E8D4C95F182DD82C282AF3238502D68702E706466> (city.mitsuke.niigata.jp)<外部リンク>

 

加藤卓将さん​ 加藤卓将さん 新潟農業GPSコンソーシアム事務局代表

 見附市出身。結婚のタイミングでUターン。農業のIT導入支援等に取組む「新潟農業GPSコンソーシアム」を立ち上げ。手軽に利用できる農業GPSの基盤づくりを進め、地に足のついた次世代農業を始めている。

 具体的には、農業用ドローンなどの農機具の本体にもGPSのアンテナがついており、地上にもう一つ別の固定基地局があると精度が上がるため、地元の農家さんに、できるだけ低コストでIT農業を導入するお手伝いをしている。

新潟農業GPSコンソーシアムagri-gps.net<外部リンク>

 

斉藤友香さん​ 斉藤友香さん グッドメローキャンプ代表、フォトグラファー​

 見附市出身。趣味のキャンプや野外フェスをもっと気軽に楽しみたいと、自然豊かな新潟県へUターン。イベント企画やブース出店、グッズ販売を通して、地方の暮らしの魅力を発信。インスタのフォロワーは1万2千人超。長岡企画振興部のキャンプ事業にもPR活動等で関わる。

 見附市では、丸正ニットさんと一緒にアウトドアブランドのROUVERとコラボし、ニット帽を販売。また、見附ローカルブルワリーさんと一緒にクラフトビールを製作したり、大平森林公園のPR動画を作成している。

キャンプ女子が集まったユニット「GOOD MELLOW CAMP」。 | Things(シングス)|新潟のローカルなWebマガジン (things-niigata.jp)<外部リンク>

 

村上徹さん​ 村上徹さん 市公式レポーター、ネーブルみつけ駅長、広告デザイン、イラストなど制作​

 見附市出身。20歳で東京に上京し広告会社設立。15年後に見附にUターン。広告デザインやイラスト、PRマンガ、似顔絵などの制作を行うほか、2016年からは見附市の公式レポーターとして「みつけマンガ」を連載中。2019年から、まちの駅の駅長も務め、来館者のおもてなしやイベント等の企画・運営を行っている。市広報紙には見附が生んだ詩人 矢沢宰さんをモチーフに4コマ漫画「オサムちゃんみぃつけた!」を描いている。

 新潟県見附市official/Mitsuke city(@insta_mitsuke) • Instagram写真と動画<外部リンク>

 

加藤真樹子さん​ 加藤真樹子さん かみきた地域むらづくり協議会

 愛知県出身。2022年古民家に惹かれ見附市に移住。2023年4月から地域づくりサポートチームの一員として、風鈴づくりとそれを使った風鈴棚で、多数人が訪れる地域初の映えスポットを作り上げた。将来的には古民家民泊ができたらと考えている。

 これまで県外で看護師として25年働いてきた。その経験を活かし、地域の方々が元気でいきいきと暮らせるための活動を模索中。

 

見附の魅力は?

人の温かさ

・見附市に移住した際に、会う人会う人に「ありがとの」と言われた。それだけ過疎が進んでいる地域なのかなと思った。ただし、上北谷地区に住んでみて、人の温かい地域だと感じた。(加藤真樹子さん)

自然と文化

・若い頃は田舎特有の距離の近さが苦手だったが、10年以上東京で暮らした後に戻ってきて、見附の魅力に驚いた。当時はその魅力に気づけなかったが、見附市は独自の文化と多様な表情を持ち、非常に面白い土地。しかも、車で簡単に回れるほどの広さも魅力。(村上さん)

生活の便利さ

・見附市には、店舗ごとに生鮮食品や魚に強みを持つスーパーマーケットがたくさんある。これらを使い分けることで、共働きで時間がない中でも、車ですぐに市内を一周できるため、コスパ高く美味しい食材を揃えられるのが最高。(加藤卓将さん)

コンパクトさ

・見附市はコンパクトなため、いろいろなことを試しやすく、想像もしやすい場所。また、自分にとって、住んでいるまちに全国に誇れる産業があることが新鮮だった。この産業を通じて若者にも見附の魅力を伝えたいと考えている。(木村さん)

・見附の話をすると大体通じて、ユーモアとして盛り上がることができる。(村上さん)

・コンパクトだからこそ、多くの人とつながり、新しいことや力を生み出すことができる。(稲田市長)

トーク1

今後の課題と将来に向けて取り組んでいきたいこと

若い世代への引継ぎ

・ポジティブな選択肢の一つとして将来見附に戻ってきたり、自分のやりたいことに気軽に挑戦する若い世代を増やしたい。おもしろい場所をつくるのではなく、おもしろいと思う人を増やしていきたい。特に今年度は市外での活動を増やしていき、外からの評価だったり熱量を高めていければと思っている。(木村さん)

ITと農業の融合

・農業の現場にどのようにIT技術を予算的に負担のない形で実装していくかを模索中。また、農家直売の需要拡大に向けた取り組みがこの次のトレンドとみている。今後数年間はそのような取組の後押しをしたい。(加藤卓将さん)

朝のマルシェとアウトドアPR

・朝のマルシェの立ち上げを考えている。海外のアウトドアブームに合わせた登山やキャンプのPR動画をつくりたい。(斉藤さん)

文化の発信

・見附の人はあれもこれもないというが、もとからあったものを新たな目線で見れば発見となる。それらの発見を漫画に描き続けてきた。物まねではなく、オリジナルな見附の文化を積極的に広めることで、見附の魅力がより多くの人々に伝わるのではと思う。(村上さん)

地域貢献

・高齢者が多い上北谷地区で、地域の皆さんが安心して元気に暮らせるように、看護師として活動したいと考えている。コミュニティナースとして、地域の人々が支え合い、安心して元気に暮らせるような活動を中心になって行いたい。(加藤真樹子さん)

集合写真  
 


見附市 稲田市長の発言 

稲田市長​ 若い人に戻ってきたいと思ってもらうためにも、戻る前に見附の良さを知ってもらうことが必要。稼ぐ場所も大事だし、多世代交流も大事、発信することも必要、地域コミュニティーも大切。そのような個々の部分については、行政よりも皆さんの力が重要だなと改めて感じた。県とも連携し皆さんの活動をこれからも支えていければと考える。

 

知事の発言

花角知事​ 見附は熱量を持った人材が多く羨ましい。皆さんエネルギーを感じさせる方々で、これから数年後の見附が楽しみ。今日は、いろいろな気づきをいただいた。そのヒントをまた県全体の活力につなげていければと考えている。

 

 


(参考)展示品紹介

当日、出席者の皆様から、活動内容に関わる展示を紹介していただきました。

作品紹介1 展示紹介2 
展示紹介3 展示紹介4
展示紹介5 

当日の様子を動画でもご覧いただけます<外部リンク>

 

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