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【南魚沼】腸炎ビブリオ食中毒について
腸炎ビブリオ食中毒を防ぎましょう
夏の食中毒の代名詞「腸炎ビブリオ」!いったいどうすれば予防できるのでしょうか?
腸炎ビブリオとは?
- 腸炎ビブリオは海中に存在し、海水温が上がる夏になると急激に増殖し、魚介類に付着します。
- 菌が付着した魚介類を室温で放置するなど、不衛生な取り扱いをすると、菌が爆発的に増殖してしまいます。
- 汚染された魚介類を調理したまな板や布巾などを介して、別の食品が汚染されることもあります。
感染するとどうなるの?
- 通常、10~24時間程度の潜伏期間を経て発症します。
- 主な症状は下痢や激しい腹痛で、おう吐や発熱を伴うこともあります。
- 発症してから回復するまで、数日から1週間程度かかります。
【腸炎ビブリオ】予防のポイント
- 加熱
加熱調理をする場合は中心部まで十分に加熱しましょう。 - 低温保存
- 腸炎ビブリオは4℃以下ではほとんど増殖しません。
- 生鮮魚介類は4℃以下での保存を心がけてください。
- また、調理後は2時間以内に食べてしまいましょう。
- 真水での洗浄
- 腸炎ビブリオは真水では増殖できません。
- 魚の表面や内部を真水でよく洗うようにしましょう。
- 調理器具の使い分けと消毒
- 魚介類専用の包丁とまな板を用意し、さらに荒切り用と刺身用に分けましょう。
- 使用後は洗浄と消毒を徹底してください。
- 手洗い
魚介類を取り扱った後はよく手を洗いましょう。