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【南魚沼】有毒植物による食中毒に注意しましょう!
有毒植物による食中毒に注意しましょう
例年、春は有毒植物による食中毒が発生しやすく、誤って食べると胃腸炎症状やけいれんなどを起こし、時として死亡することもあり注意が必要です。
有毒植物による食中毒防止心得
その1 食用と正確に判断できない山野草等は絶対に採らない!食べない!人にあげない!
その2 食用植物と有毒植物は同じ場所に生えることもあるので、採る際は1本1本をよく確認する。
県内で誤食の多い有毒植物
(ここに記載する植物の特徴は一例であり、これだけでは植物の種類の正確な特定は出来ません。)
有毒植物「コルチカム(イヌサフラン)」
イヌサフラン1
イヌサフラン2
- 症状 おう吐、下痢、呼吸困難、重症化で死亡することがある。
- 特徴 コルチカム(イヌサフラン)には球根がある。
- 有毒部位 全草
形状が似ている食用植物「ギョウジャニンニク」
ギョウジャニンニク
特徴 ニンニク臭がある。
有毒植物「ヒメザゼンソウ」
ヒメザゼンソウ1
ヒメザゼンソウ2
- 症状 口のしびれ、悪心、嘔吐、下痢、麻痺、皮膚炎など
- 特徴 展葉中の若い葉がオオバギボウシ(ウルイ)と似ているため注意が必要。
- 有毒部位 全草
有毒植物「バイケイソウ・コバイケイソウ」
コバイケイソウ1
コバイケイソウ2
- 症状 口の痺れ、血圧低下、呼吸困難、重症化で死亡することがある。
- 特徴 葉に縦に葉脈が多数ある。
- 有毒部位 全草、特に根
形状が似ている食用植物「オオバキボウシ(ウルイ)」
オオバキボウシ
特徴 太い中央の葉脈から葉の縁に向かって脈が分かれる。
バイケイソウとオオバギボウシ(ウルイ)との違い [PDFファイル/61KB]
有毒植物「スイセン」
スイセン1
スイセン2
- 症状 おう吐、下痢、けいれん。
- 特徴 ニラのような臭いはない。
- 有毒部位 全草、特に球根
形状が似ている食用植物「ニラ」
ニラ
特徴 強烈なにおいを放つ。
この他にも、注意が必要な有毒植物は多くあります。
チラシあります!
南魚沼保健所では、カラーチラシ「有毒植物による食中毒に注意!」をお配りしていますので、お気軽にお立ち寄りください。
チラシ「有毒植物による食中毒に注意!」 [PDFファイル/1.48MB]
【リンク】食の安全インフォメーション<外部リンク>
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