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【南魚沼】平成28年度地域振興事業(ソフト事業)
南魚沼地域振興局が平成28年度に実施した地域振興事業(ソフト事業)をご紹介します。
地域活性化モデル事業
1 地域の人口減少問題対策バックアップ
1-1インターンシップの活用による若者の定住促進(地域活性化モデル事業)
実施目的
地域の企業が充実したインターンシッププログラムを実施することを通じて、学生が企業の理念及び業務を理解し、企業が学生と緊密な関係を構築することにより、地域の企業に就職する若者をふやし、かつ若者の早期離職を減らして、若者の定住を促進する。
実施内容
湯沢町をモデル地域として湯沢町、湯沢町商工会と共同で、大学等新卒者の採用を検討している企業を対象にインターンシップ導入研修、地域合同インターンシップ及び大学生対象の企業ツアーを行った。
1-2親子自然教室プログラムの開発(地域振興戦略事業)
実施目的
南魚沼の豊かな自然のなかで、育児まっただ中の親どうしが交流して育児の悩みやストレスを解消する場を設けることにより、地域の子育て環境を充実させ、若い世代の定住を促進する。
実施内容
南魚沼地域内外で行われている親子参加型の自然教室プログラムについて、実施状況や実施体制などについて情報収集を行った。
1-3インターネットを活用した子育て支援事業(地域振興戦略事業)
実施目的
インターネットを通じた総合的な「子育て支援情報」の発信を行うことにより、子育ての悩みなどを抱えている者の不安軽減や相談行動を促して児童虐待の未然防止や重大化の予防を図り、もって安心して子どもを産み育てられる環境の整備を目指す。
実施内容
- Webリスティング広告の実施
- 広告からの誘導先の南魚沼児童相談所ホームページの拡充
地域振興戦略事業
2 スキー観光振興魅力発信
キッズ向けスキースクールの取材風景(舞子スノーリゾート)
番組名
スマイルスタジアムNST(新潟総合テレビ)
放送日時
平成29年1月14日(土) 18時00分から19時00分のうち3分程度 番組中の「新潟タイムズ」のコーナーで紹介
放送内容
南魚沼地域にあるキッズ向けスキー・スノボスクールの特徴や利用方法を紹介
FMラジオ番組の生放送の様子(石打丸山スキー場)
番組名
「あの頃青春グラフィティ」(コミュニティFMラジオ番組)
放送日時・会場
平成29年1月14日(土) 13時00分から15時55分 石打丸山スキー場近くの特設スタジオから放送
放送内容
地域のスキー関係者に出演してもらい、パーソナリティとの会話にのせて、南魚沼地域とそのスキーの魅力を語ってもらった。
3 雪国観光圏構想の実現に向けたバックアップ
二次交通検討WGの様子
実施目的
雪国観光圏構想のうち地域交通分野の施策検討について、観光圏の中心に位置する地域振興局として積極的にテコ入れすることにより、観光圏構想の実現を支援する。
実施内容
雪国観光圏戦略会議の下に設置された二次交通検討WGの事務局を担うとともに、同WGにおいて既存の地域交通を観光にどのように活用するかの観点から施策検討を進めた。
4 「南魚沼の魅力」ホームページブラッシュアップ
3月3日の越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭も取材しました
実施目的
南魚沼地域の観光資源を項目別に整理し、取材をもとにきめ細かく紹介している「南魚沼の魅力」ホームページについて、さらに魅力のあるコンテンツに仕立て、観光情報の発信強化を図る。
実施内容
HPのデザイン等の専門家にアドバイスをもらいながら、ホームページのレイアウトや掲載内容の見直し検討を行った。
5 安全な登山環境づくりモデル事業
女人堂(6合目)直下の登山道
実施目的
県境の山岳地帯において、安全に登山やトレッキングを楽しめる環境づくりを進めることにより、山を活かした観光の振興を図る。
実施内容
八海山を事例として、安全に登山をするための環境づくりを進めるための勉強会を開催し、登山を取り巻く現状と問題点、課題や対策について検討を行った。
6 道の駅「みつまた」にぎわい創出支援
道の駅で開催された魚のつかみどりイベント(平成28年8月)
実施目的
道の駅「みつまた」への誘客を通じて湯沢町三俣地区の振興を図る。
実施内容
- 夏期シーズンの集客を目的として、魚のつかみ取りのイベントを開催
- 冬期間の集客を目的とした道の駅のライトアップを実施
7 空き家等対策支援
現地視察の様子(平成29年1月)
実施目的
全国的に問題となっている空家対策について、防災の観点から、先進的な取組の情報提供や関係機関との情報交換会を開催することにより、実施主体である市町が「空家対策の推進に関する特別措置法」に沿って、スムーズに空家等対策計画の策定、倒壊の危険性のある空家の除却の推進等を行えるようにする。
実施内容
- 先進的な取組の情報提供
- 情報交換会の開催と現地視察
8 南魚沼産コシヒカリの情報発信強化
美女旅×南魚沼産コシヒカリvol.3
実施目的
南魚沼産コシヒカリの一層の認知度向上に向け、報道等から取り上げてもらえる取組や首都圏米小売店でのPRパンフの設置等、情報発信対策を強化する。
実施内容
- 産地PRパンフ「美女旅×南魚沼産コシヒカリvol.3」の作成
- 販促ツール「日常を彩る上質」の作成
美女旅×南魚沼産コシヒカリ 公式ホームページ<外部リンク>
9 「スキー場で焼き芋を食べよう!」プロジェクト調査
焼き芋の消費動向調査(アンケート調査)の様子(平成29年2月)
実施目的
南魚沼を訪れる観光客をターゲットとした冬期販売アイテムとしての焼きいも(さつまいも)について、試験販売および調査研究を行い、次年度以降本格導入への資とする。
実施内容
- 「焼きいも」を利用したさつまいもブランド化先進事例調査
- 焼きいもマニュアル作成のためのデータ収集
- 焼きいもの消費動向調査
- 焼きいも試験販売
10 鎌倉沢川歴史的砂防施設の利活用検討
鎌倉沢川砂防堰堤群で行われた小学生を対象とした「川の学習会」の様子(平成28年11月)
実施目的
登録有形文化財に登録・全建賞を受賞した砂防施設を核として地域の活性化を推進する。
実施内容
現地案内板の位置選定、デザイン策定等を実施した。
また、平成27年度登録有形文化財登録に続き、平成28年6月28日に全建賞を受賞、8月20日に新潟日報に記事が掲載されるなど、砂防施設の利活用を推進した。
11 魚がのぼりやすい河川環境創出
魚野川(高棚川合流点)
実施目的
魚が登りやすい環境を整備することにより魚野川が本来持っている機能を保全・創出し地域の活性化を推進する。
実施内容
現地調査や漁業協同組合へのヒアリングを通じ、魚野川の河川横断施設等や既設魚道の状況、魚の遡上及び降下状況を把握、魚がのぼりやすい川づくりを実践するための事前調査を実施した。
12 学校のみどり創出モデル事業
学校のみどり創出モデル事業の活動の様子(平成28年11月)
実施目的
学校の緑化活動の機会を提供し、意識啓発及び地域コミュニティーの活性化を図る。
実施内容
- 湯沢学園、塩沢小学校における植樹、親水エリア等の整備。
- 活動に対する樹木、石材等の各種材料の支給、造園の専門家等の技術指導者の派遣等。
- 湯沢学園では11月11日にせせらぎの森の整備、塩沢小学校では11月28日にみどりの広場の整備。