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地域資源を活用した新しい観光「雪国リトリート」のキックオフイベントを開催しました
新型コロナウイルス感染症の影響等による観光トレンドの変化、持続可能な観光への関心の高まり、インバウンドの再開等を見据え、南魚沼・魚沼・十日町地域振興局及び一般社団法人雪国観光圏では、エリア(湯沢町・南魚沼市・魚沼市・十日町市・津南町・みなかみ町・栄村)内の市町村、観光協会と連携し、地域資源を活用した新しい観光「雪国リトリート」のブランド構築に向けて検討を重ねてまいりました。
本取組は、エリア内の自然、文化、風土等の地域資源を、少し目線を変えて魅力的な観光コンテンツとして活用することで、年間を通じた誘客促進を図ることを目的としており、官民が連携して一体的に事業を展開するものです。
令和4年3月9日、雪国リトリートのコンセプト説明と、本取組の可能性について、エリア内の観光関連事業者の皆さまと共に考えるキックオフイベントを開催しました。キックオフイベントには、エリア内の観光関連事業者や観光協会など、47名の方からご参加いただきました。
【リトリートとは】 |
開催概要
第1部 「雪国リトリート」の可能性
第1部では、雪国観光圏ブランドマネージャーのフジノケン様から、「雪国リトリート」の可能性や、1年かけて練り上げたブランドコンセプトについてお話をしていただきました。
第2部 事例紹介
第2部では、事例紹介として、雪国観光圏エリア内で「雪国リトリート」と親和性のある取組を展開されている3名の方からお話をしていただきました。
魚沼市にある「自在館」若旦那の星 宗兵様からは、新たな湯治スタイルの確立に向けた「自在館」の取組についてお話をしていただきました。
栄村にある「雄川閣」株式会社ヤドロク 代表取締役の石坂 大輔様からは、秘境の宿「雄川閣」が提供する旅の価値についてお話をしていただきました。
湯沢町にある「しんばし」主人の田村 恵一様からは、雪国A級グルメの思想が生み出した「しんばし」の新たな価値についてお話をしていただきました。
参加者からのご意見(アンケート結果)
「雪国リトリート」のコンセプトについて理解できましたか?
- 今のトレンドとマッチしている
- 良いコンセプトである
- 宿での滞在を軸にしながら、既存のアクティビティをつなげるという点が面白い
- 旅館より民宿の方がマッチしている
- 田畑も十分なコンテンツなので、「白のリトリートと緑のリトリート」はどうか
- 女性の参画も重要
- コンセプトは理解できたが、実際に実行していくのは難しい
キックオフイベントに参加して、「雪国リトリート」に一緒に取り組んでみたいと思いますか?
- 可能性を感じる
- このエリアの資源を活かせる可能性がある
- 地域のブランドとして確立できるとよい
- 単体で企画PRするよりも連携したほうが効率的で、質の高いプログラムを提供できる
- 体験プログラムの連携には、つなげる仕組みとしっかりしたコンセプトに沿った実行が大切だが、それをどう実現するかがわからない
- リトリートがもう少し広まってから参加したい
- 事業者にリトリートを理解してもらうには時間がかかりそう
令和4年度に事業者向け勉強会の開催を予定していますが、参加してみたいと思いますか?
- 地域の歴史や文化について学んでみたい
- 宿泊施設の規模や方向性別の勉強会を開催してほしい
- ペルソナの共有とニーズの洗い出しをしてほしい
- リトリートプログラムの体験会を開催してほしい
- 現代版湯治の取り組みについて知りたい
- 今回のイベントで自分の地域・宿でできることのヒントを得た。その上で今後も交流してみたいと思った。
その他のご意見・ご感想
- 県内では先進的な取り組みである
- 既存の資源にリトリートという共通のキーワードでブランディングすることで新たな観光コンテンツとなる取り組みである
- 部活動という考え方にしっくりきた
- 若手の活躍に刺激された
- お客がどのような状態から回復・変化していくかをこれから探っていきたい
- ガイドがお客の目的を把握することが必要だと感じた
- 事業連携が進むとよい
- 地域の受け入れ体制も必要
今回のキックオフイベントを皮切りに、地域資源を活用した新しい観光「雪国リトリート」のブランド構築に向け、官民連携で取り組んで行きます。
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