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【南魚沼】地域整備部 南魚沼市六日町地内 河川工事(十二沢川)
事業の必要性・事業概要
洪水により家屋が浸水した事例(六日町地内・平成13年)
現在の十二沢川は、水の流れる断面が小さいため、2年に1回くらいの確率で床下、床上浸水の被害が起きています。十二沢川の氾濫区域は、多くの住宅のほか商店、JR上越線、国道17号など重要なライフラインもふくまれてます。
これらの被害を防止するため、川の断面を大きくする河川改修工事が行われます。
十二沢川では、以下の事業により河川改修工事を実施しています。
広域基幹河川改修事業
南魚沼市六日町地内
改修延長L=1,700m
計画高水量 30.0m/s
確率年 1/30
現在の状況
川の断面を大きくするため、川に架かる橋も合わせて架け替える必要があります。
現在は、市道の小米橋の架け替え工事が完了し、橋上流の護岸工事を行っています。
工事に伴い小米橋周辺の市道が通行止めになっています。
当面、小米橋の早期開通を目指しています。
現在の状況写真(平成21年12月17日現在)
事業効果
改修済み状況(六陽橋下流から廣井橋周辺)
廣井橋下流から六陽橋上流までは改修が終わっています。水の流れる断面が大きくなったことにより、洪水による浸水被害の心配が大幅に少なくなっています。
今回の改修断面は、十二沢川を流雪溝としても利用することから、投雪しやすいように護岸の勾配が急になっています。また、景観と環境の面から、できるだけコンクリートを使わないで、石を使っています。
位置図
工事位置図