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第1回粟島クリーンアップ作戦が行われました
美しい海岸を取り戻そう!
作業終了時には、きれいな粟島の海岸が再生されました
開会式には「まもりん」も参加してくれました。
7月13日、真夏を思わせる太陽の下、「第1回粟島クリーンアップ作戦」が開催されました。(主催:粟島クリーンアップ実行委員会)
「澄んだ空気と青い海」が自慢の粟島の海岸にも全国的に問題となっている「漂流漂着物」(以下:「漂着ごみ」)が流れ着いています。
このクリーンアップ作戦は、「漂着ごみ」を回収しての海岸のクリーンアップと関係者間の交流を図ることを目的として行われました。
足場がよくない状況でしたが、参加者は一生懸命作業を行っていました
今回は茂崎(モザキ)海岸(清掃区域:約1,200m)の清掃を行いました。
午前11時、スタッフから指示を受け、事前に係の方から配布されたゴミ袋・ゴム手袋・飲み物を手に、総勢約300人が4班に分かれて、地元の皆さん・小中学校の生徒さん・ボランティアの方々とのごみ拾いが始まりました。不燃物(プラスチック類・ビニール類・漁網など)、金物(空き缶・金属類)、ガラス類(空きビン・ガラス・セトモノなど)の3つを分別しながら拾っていきました。岩に挟まった漁網がなかなか取れず、苦労しながらも全体で「3.9トン(!)」ものごみを回収することができました。
今回の参加者は「クリーンアップ作戦」を通して、離島における漂着ごみの深刻な状況についても実感したことと思います。
回収されるゴミ袋(合計で39袋!)
梅雨特有のジメジメ感は全くありませんでしたが、真夏の太陽を浴びながら、時間にして1時間30分、ボランティア・島民・関係者総勢300人で行った海岸掃除。
全員で協力し合った作業によって海岸はとてもきれいになりました。
各自のゴミ袋がみるみる膨らんで行くのを見ながら「やっぱり海岸はきれいなほうがいいよね!」という声が聞こえてきていました。県立自然公園に指定されている粟島の美しい海岸に「漂着ごみ」は似合いません。
取材を通して、漂流ごみの9割は川を伝って海に流れ着くものだということを知りました。私たち一人ひとりが日頃から「ごみをポイ捨てしない」「ゴミを減らす」という気持ちを持ち合っていくことがとても大切なことだと感じました。
参加された皆様、暑い中での作業大変ごくろうさまでした。
これからが夏本番!青い海、緑の野山など、雄大な自然と遊びきれないほどの楽しみがいっぱいつまっている「粟島」へぜひ遊びに来てください!!
島民の方々は、帰りのフェリーをいつまでも見送ってくれていました
「粟島」に関する情報はこちらから
粟島浦村<外部リンク>
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