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【村上】「村上七夕まつり」が賑やかに開催されました!
村上のお盆を彩った「村上七夕まつり」
曳き廻しに出発する長井町の七夕屋台
200年を超す歴史を持つ「村上七夕まつり」が8月16日(木曜日)、17日(金曜日)に開催されました。様々に飾り付けられた屋台が村上市中心部を練り歩き、村上のお盆を彩りました。
村上七夕まつりは、色とりどりに飾られた七夕屋台とともに、悪鬼を追い払うという獅子舞を披露するお祭りです。村上の七夕祭りは、睡魔を払う「ねぶり流し」、江戸時代五節句のひとつとして中国から伝来した「星祭り」、邪気を払い延命を祈願する「伊勢信仰」が結びつき、明治時代に現在の形になったと言われています。
七夕まつりの中心は町内の子どもたちです。夏休みが始まると各町内の公民館やお宮などで、笛や太鼓、獅子舞の練習を行います。地域の先輩から指導を受けながら、細やかな動きを合わせる練習を行い、お祭りに臨んでいるのです。
キレイに飾られたボンボリ
お祭り当日は、各町内の七夕屋台と獅子舞が「商売繁盛、家内安全、悪魔払い」と言いながら、市内中心部を回っていきます。賑やかな掛け声と祭り囃子に乗った七夕屋台は、路上や各家の前で、威勢の良い獅子舞を披露していました。
夜になると、七夕屋台に灯りがともされ、昼とは違った風情となります。沿道は多くの人で賑わい、七夕まつりの終わりを惜しむかのように、夜遅くまで獅子舞が舞っていました。
七夕屋台は竹や短冊で飾られます
獅子舞の披露