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【村上】岩船大祭が賑やかに開催されました
村上三大祭りのラストを飾る「岩船大祭」
豪華絢爛なおしゃぎり屋台
大漁と海の安全を祈願する港町のお祭り「岩船大祭」が10月18日(木曜日)・19日(金曜日)、村上市岩船地区で開催されました。
岩船大祭は「石船(いわふね)神社」の祭礼で、毎年10月19日に本祭りが行われています。500年以上の歴史があると推測され、新潟県の無形民俗文化財にも登録されています。
19日(金曜日)の朝、神霊を移す「お船様」を乗せた岸見寺町(がんげんじまち)を先頭に9町内のおしゃぎりが石船神社に集まりました。全町内が集まると、お船様がおしゃぎりから下ろされ、長い石段を登って、神霊をお迎えに行きます。年に一度の光景を一目見ようと、石船神社には大勢の観客が集まっていました。
若連中のかけ声が港町に響きます!
威勢のいい木遣り唄とともに神社を出発したおしゃぎりは、「ヨイサー!ヨイサ!」という若連中のかけ声を響かせながら、岩船の町を練り歩きます。
午前中はさわやかな秋晴れでしたが、夕方からは雨。今年は、お祭りの日に雨が多かった一年でした。しかし、若連中には雨も関係ありません。お祭りの終わりを惜しむようなかけ声は、夜遅くまで岩船の港町に響いていました。
石の舟で神様が来たという伝説もある石船神社
石船神社に向かうお船様