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【村上】粟島・佐渡島・飛島の三島交流会が開催されました
離島の振興について楽しく真剣に議論
粟島・佐渡島・飛島(山形県酒田市)の関係者が一堂に会し、離島の振興について話し合う「三島交流会」が、11月5日~6日、粟島浦村で開催されました。
三島交流会は、日本海の離島という共通点を持つ三島が、離島の振興について議論し、交流を深めることを目的に毎年開催されています。6回目を迎えた今年は各島から粟島へ約60人が集まり親睦を深めました。
まずは、佐渡島や飛島の参加者が、粟島の観光施設などを視察。釜谷地区の交流拠点施設「さっこい交流館」や、今年8月に完成した「粟島ホースパーク」などを見学し、粟島の島づくりについて説明を受けました。
その後は、「島づくりと観光」をテーマに班別の意見交換会が行われ、漁業と観光の両立や定住者対策などについて議論されました。同じ離島でも、三島の規模や置かれた状況は様々ですが、活発な意見交換が行われ、参加者は島への熱い思いを語っていました。
2日目は、各島の代表者から島づくりの取組状況が報告されました。粟島で取り組んでいるヤブカンゾウの育生は、この三島交流会がきっかけになったそうです。このように、三島交流会は各島にとって貴重な情報交換と交流の場になっています。ちなみに来年は夏の飛島を会場に開催される予定で、みなさん今から楽しみにされている様子でした。
釜谷地区の交流拠点施設「さっこい交流館」
8月に完成したばかりの「粟島ホースパーク」
釜谷獅子保存会による歓迎の獅子舞も披露されました
真剣な議論も行われます