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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号71)
鮭太郎が詣でる神社(珍風景番号71)
皆さんお正月はどのように過ごしますか?初詣には行かれますか?。テレビでは初詣の人で賑わう神社の様子が紹介されますね。実は村上には鮭が詣でると言われる神社があるんです。鮭が参拝に訪れる神社は、日本中でもここだけではないでしょうか?
村上では、毎年霜月(11月)の15日になると、三面川のヌシである「鮭太郎」が岩ヶ崎の多岐(たき)神社と、宮ノ下の河内(かわち)神社へお参りに向かうと言われています。鮭太郎は鮭をはじめとした多くの魚を従えて川へのぼり、15日夜、月の出を待って多岐神社と河内神社の前に浮かんでくるそうです。両神社への参拝を済ませると、鮭太郎たちは川底に潜り込み、再び海に帰っていくといいます。
ちなみに、この日は漁師たちは漁を休み、多岐神社と河内神社に参拝し大漁をお祈りします。鮭太郎たちも安心して参拝できますね。
鮭太郎は神社でどんなお祈りをしているのでしょうか。もしかすると、鮭のまち村上の発展を祈ってくれているのかもしれませんね。今回はお正月らしく、神社に関する珍風景を紹介しました。
鮭が詣でる多岐神社 海とつながっています
こちらは河内神社です
※多岐神社の参道は狭く、海にも近いため冬期間の参拝は十分お気をつけください。
これまでの珍風景
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