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27 野積の太子岩(立岩)
概要・良寛とのゆかり
野積の浜に立岩と呼ばれる巨岩がある。聖徳太子がここで歌を詠んだことにより太子岩とも伝わる。
また一説には太古からの岩で、太古が太子と書かれるようになったとも伝承もある。
立岩はかつて海中にあり、岩のり取り等の目印になっていたのであろう。良寛は妹むらからよく岩のりを贈られていた。
そのむらが病気になった時、良寛が妹を励まそうと、早く良くなってまた野積の浦の雪のりを贈って下さい、と所望する歌を詠んでいる。その野積の浦の雪のりを歌った良寛の歌碑が太子岩の前にある。
全景写真
詩歌碑・像
良寛歌碑(こしのうみ):昭和49年寺泊良寛会建碑