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40 乙子神社草庵
概要・良寛とのゆかり
乙子神社は弥彦神社の末社にあたる。
文化13年(1816)良寛59歳の時、五合庵からその下にある乙子神社草庵に移り住んだ。
文政9年(1826)に木村家の庵室に移るまで、10年間居住したのがこの草庵である。
この草庵における10年間がもっとも良寛の芸術が円熟した時期にあたり、多くの遺墨を残している。
この草庵は昭和62年に再建され今に至っている。境内に最古の良寛の詩歌碑がある。
(左)乙子神社草庵の内部(右)再建前の乙子神社草庵
全景写真
詩歌碑・像
良寛詩歌碑:安政5年(1858)良寛が亡くなって27年後、阿部定緝、小川霞山が中心となって建立。