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48 観照寺
概要・良寛とのゆかり
良寛が53歳の頃、一時仮住まいした真言宗の寺である。
開山、開基は不詳。現在は寺の建物はない。
かつては解良家の菩提寺であった。墓所には解良一門代々の墓碑が立ち並んでいる。
十三代栄重(牧羊子栄重)の墓は俗に「島の旦那様」と言われ、別に祀られている。
また、境内には大きな宝篋印陀羅尼塔が建立されている。
宝篋印陀羅尼塔
全景写真
詩歌碑・像
牧羊子之墓碑
碑文の文章は鈴木文臺、書は富取芳斎。元治元年(1864)建立。名は栄重、栄重の諡は牧羊子。
牧ヶ花解良家を継いだ人で、『良寛禅師奇話』の著者として知られています。