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【長岡】令和3年度実施事業
技術系学生の地元就職応援事業(ソフト事業)
【実施目的】 技術系学生の県外企業への就職率が高く、この年代の人口流出の一因にもなっている。高い技術力を誇る地場産業の魅力を広く学生に知ってもらい、地元企業への就職を促進し、ひいては定住人口の拡大、地域の人口減少対策に寄与する。 【事業内容】 1 長岡工業高等専門学校3年生の企業見学会を実施しました。(長岡市・小千谷市と共同実施) 2 長岡工業高等専門学校卒業予定者への進路に関するアンケートを実施しました。 3 ワイヤレスガイドシステムを購入しました。 【実績結果】 企業見学会の実施により、学生が在学中に地元企業の魅力を知ることで、就職を考える際の地元志向や県外就職者のUターン志向の動機付けとなることが期待されます。企業見学会後のアンケートでは、ほとんどの学生から「満足した」との回答を得ました。 来年度は、実施時期や実施方法、調査項目等を検討し、より効果的な事業運営に活かせる取組をしていきます。 |
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(上・下) 長岡工業高等専門学校3年生の企業見学会の様子 |
おぢや・夢・ミライ応援団支援事業(ソフト事業)
【実施目的】 小千谷市が事務局を務める「おぢや・夢・ミライ応援団」が行う若者の就職・就労に関する取組を局が支援することにより、地元就職及び定住促進を図る. 【事業内容】 1 企業見学バスツアー(長岡工業高等専門学校3年生63名及び小千谷西高校2年生30名) 2 モノづくり部活動への支援(小千谷西高校機械部へ新潟県高校生エコラン出場、教材費支援) 【実績結果】 3年目の令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実施方法を変更するなどし、若者の人材育成や地元就職を推進する取組を概ね予定どおり行いました。 来年度以降、長岡工業高等専門学校生の企業見学バスツアーは、局の「技術系学生の地元定着応援事業」と連携し、より広域性が図れるよう実施していきます。 |
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(上・下) 企業見学バスツアーの様子 |
長岡地域広報活動事業(ソフト事業)
【実施目的】 長岡地域振興局及び関係機関が有する有益な情報や伝えるべき情報を、FMながおかラジオ放送を通じて発信を行うことにより、安心、安全で潤いのある暮らしの提供を目指す。 【事業内容】 FMながおかを活用して、当地域振興局及び地域機関の情報(イベントのお知らせ、注意喚起、相談の案内など)を放送しました。 【実績結果】 管内の全ての地域を放送エリアとしてカバーしており、地域住民に対してタイムリーに情報を届けることができました。今後も潤いのあるくらしに役立つ情報のほか、安心、安全のための注意喚起など、住民に伝えるべき情報を発信してきます。 |
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長岡・柏崎広域連携検討事業(ソフト事業)
【実施目的】 長岡及び柏崎地域振興局、両地域の地域資源の活用や、団体、大学等との連携による取組により、地域活性化につなげる。 【事業内容】 令和4年度以降の長岡及び柏崎地域振興局の広域的な取組に繋がるよう、「にいがた観光ナビ」の公式ブログ「たびきち」を活用して、公共交通機関(バス)の活用提案と地域資源の魅力発信を試行しました。 【実績結果】 「にいがた観光ナビ」の公式ブログ「たびきち」への投稿記事を通じて、より広い層に地域の隠れた魅力を伝えることができました。令和4年度以降は、長岡・柏崎エリア内にある地域資源の魅力を定期的に発信し、来訪者の満足度向上や観光地としての地域の魅力向上を図り、交流人口の拡大に繋げていきます。 |
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(上) 越路に春をさがす旅!/長岡市(公式ブログ画面)
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良寛の里活性化推進事業(ソフト事業)
【実施目的】 良寛ゆかりの市町、局や団体と連携し、交流人口の拡大及び新たな良寛ファン層の掘り起こしによる地域の活性化を図る。 【事業内容】 良寛没後190年の節目として、長岡市与板支所が「良寛の里美術館」で開催する木村家の所蔵品を中心とした特別展の費用の一部を補助しました。 【実績結果】 良寛の里美術館創立30周年記念特別展「晩年の良寛遺墨選展」では、木村家所蔵品の展示や木村家当主による展示作品の解説があり、良寛を知らない人たちにも美術館へ足を運んでもらうよう、広く周知するよう努めました。来館者に対しては、地域振興局作成の「良寛たずね道」の配付や出雲崎町の良寛記念館等の関連施設や史跡等の紹介をし、長岡市以外の各地の地域の魅力発信や周遊促進を行いました。 |
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「晩年の良寛遺墨選展」チラシ |
長岡地域の魅力発信事業(ソフト事業)
【実施目的】 地域資源の魅力を的確に発信することで、来訪者の満足度向上や観光地としての地域の魅力向上を図り、交流人口の拡大に繋げる。また、人材確保につながる情報発信の充実も図ることにより、U・I・Jターン等による定住を促進する。 【事業内容】 1 既存パンフレットの増刷・送付、「良寛いつわ」のFMながおかの番組内での放送及びYoutubeでの配信など 2 県外進学者や、一旦は県外で就職したものの、県内への転職や移住を考える世代へU・I・Jターンリーフレットの送付 3 新潟日報の地域面に掲載された特集記事「新年にトラ(寅)イ🐯 記者が体験」について、FMながおかの「新潟県長岡地域振興局からのお知らせ」で全6回分放送 【実績結果】 別事業で作成したパンフレットスタンド等も活用し、既存パンフレットの配付と情報提供を継続的に実施しました。また、⼩冊⼦「良寛いつわ〜良寛さんってどんな⼈〜」を活用したYouTubeでの配信など新たな情報発信を行うことが出来きました。 長岡高校と長岡大手高校の各OB・OGの新潟県内での活躍を紹介する記事や、U・I・Jターンの検討をするのに役立つサイトなどの情報を集約したリーフレットを配付することにより、より直接的な情報提供を実施出来ました。 「新潟⽇報」と「FMながおか」とのコラボによる新潟日報記者の体験談のFMながおかでの放送は、地域の魅力を伝えるメディア同士がコラボレーションすることで、新たな取組の可能性を広げることにつながりました。 |
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(上)良寛いつわ朗読放送<外部リンク>(公式サイト画面) (下)U・I・Jターンリーフレット
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地域高齢者等の「食」をサポートする体制整備事業 (ソフト事業)
【実施目的】 健康寿命延伸を阻害する高齢者の虚弱の一因となる低栄養への対策として、食生活の改善が重要である。本事業では、高齢者の集いの場等で「食のサポートプログラム」を活用していくことにより高齢者の健康寿命の延伸を図り、地域の活性化につなげていくことを目標とする。 【事業内容】 1 「長岡地域 地域高齢者等の『食』のサポートプログラム」動画版(実践編、解説編)の作成しました。 2 「長岡地域 地域高齢者等の『食』のサポートプログラム」冊子改訂版及び啓発用媒体を作成しました。 【実績結果】 動画内の出演者に,方言等を交えて長岡野菜や郷土料理等を紹介することで、高齢者にわかりやすく、身近な出来事であると感じでもらえるようになり、関係機関からは、分かりやすく、地域で是非活用していきたい等の意見を頂きました。 |
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DVDパッケージ写真 |
歴史と酒蔵をめぐる旅の提案事業(ソフト事業)
【実施目的】 映画「峠」公開を契機として、長岡エリアの幕末の歴史と歴史ある酒蔵を新たな旅のコンテンツとして作り上げることで、コロナ禍における観光需要を生み出し、県内旅行会社の売上げ増加と県内酒蔵の出荷量増加に寄与する。 【事業内容】 1 県内酒蔵とのネットワークを持ち、旅の提案ができる方に、歴史と酒をテーマにした旅の企画案づくりを依頼しました。 2 企画した旅を県内旅行会社へ提案し、秋及び初夏の行楽シーズンに向けた旅行商品として実際に販売してもらうことを目標に事業展開しました。 3 旅行商品を除く両チラシの掲載内容を統合編集した保存版のチラシと県観光協会ブログ「たびきち」に投稿するための記事原稿を作成しました。 【実施結果】 映画「峠」公開を契機として、長岡エリアの幕末の歴史と歴史ある酒蔵を新たな旅のコンテンツとして作り上げ、旅行ツアーのプラン作成や広報を通じた新たな支援方法を提案することができ、県内の旅行会社、市町村、観光協会との意見交換の場を創出することで、今後の観光振興を進めていくための貴重な機会となりました。 |
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河井継之助と酒をめぐる旅セミナーチラシ |
「人と食と農の魅力発信プラットフォーム」支援事業(ソフト事業)
【実施目的】 大学、農業者、商工業者、関係機関等が一体となり、人、食文化、地域農産物に関してそれぞれが得意とするネットワークや知恵を活かしながら話合いをする場「魅力発信プラットフォーム(仮称)」を設立し、地域資源を発掘するとともに、多様な手法で、ながおかの魅力発信を行う。また、消費者等と地域をつなぐワンストップ窓口として持続的に機能を発揮させる。 【事業内容】 1 「人と食と農の魅力発信と地域活性化」をテーマにした地域プラットフォームの立ち上げに向けたワークショップの開催 2 事業計画の策定のためのワークショップメンバーとの意見交換の実施 【実施結果】 大学、農業者、商工業者、関係機関等が情報発信と共有できる「場」となるプラットフォーム(話合いの場)づくりが進み、LINEグループを立ち上げ意見交換を実施することもでき、ゆるいつながりができました。 今後は、プラットフォームづくりを進め、持続的に機能させていき、地域資源(人、食、農など)の魅力を伝え、さらに活力ある地域にするプロジェクト計画の策定と実践していきます。 |
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意見交換会の実施 |
農産物PRイベントを活用した地域活性と交流人口増加支援事業(ソフト事業)
【実施目的】 振興局管内の農業者を中心とした若者と関係機関が一体となり、地域農産物の消費拡大を目的に開催してきた「EDAMAME FESTA」を核に、さらなる長岡産えだまめやその他農産物の情報発信と交流人口の増加のための宣伝活動の強化、障がい者の社会参画支援を行うとともに、地域イベントとしての定着化を図る。 【事業内容】 1 「えだまめこどもウィーク」を実施し、保育園、小・中学校で、長岡産えだまめを紹介し、美味しさや特徴を知ってもらう。 2 8月8日を「世界えだまめの日」として独自に定めてPR活動を行い、小売店・飲食店における長岡産えだまめの販売や、えだまめもぎ取り体験を実施しPRを行う。 3 「えだまめスマイルフォト選手権」を実施 【実施結果】 「えだまめこどもウィーク」を実施した保育園や小学校で長岡産えだまめを効果的にPRすることができました。また、マルシェやえだまめもぎとり体験のライブ配信では、来場できない消費者にも長岡産えだまめをPRすることもできました。 |
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スマイルフォト選手権ポスター |
河井継之助ゆかりの地PR事業(ソフト事業)
【実施目的】 河井継之助ゆかりの施設や史跡をPRすることにより、長岡地域への誘客促進と地域活性化を図る。 【事業内容】 1 河井継之助関連パンフレットスタンドの製作設置 20基 2 河井継之助関連の企画振興部のFacebookページ開設 3 ゆかりの地の魅力を紹介するチラシの制作・印刷 4 ゆかりの地の魅力を紹介するガイド用機器の整備 【実施結果】 河井継之助関連パンフレットスタンド県内外に設置することにより、広域的かつ継続的に配布し、周知拡大を図ることが出来ました。 ゆかりの地の魅力を紹介するチラシを作成し、新聞折込みやパンフレットスタンドを通じて周知拡大を図るとともにアンケートを実施し、需要分析を行いました。 |
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(上・下)河井継之助と酒を訪ねる秋旅のススメ チラシ
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刈谷田川堤防サイクリング回廊長寿命化事業(ハード事業)
【実施目的】 刈谷田川において、地域活性化推進事業により整備されている堤防天端舗装(サイクリングロード)について、防草対策等施設の補強を行い、一連の回廊を形成し、刈谷田川付近の文化や水害体験の伝承、被災箇所を巡る等の地域間交流をより一層促進し、住民健康の向上を図る。 【事業内容】 一級河川刈谷田川の「堤防天端舗装」の補強。 【実施結果】 本事業において舗装の損傷を修繕したことにより、サイクリングロードとしての効果が損なわれていた箇所が長寿命化することができました。サイクリングに活用することで、利用者の健康増進や地域間交流の拡大が期待されます。 |
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(上)堤防天端舗装の補強前 (下)堤防天端舗装の補強後 |
刈谷田川堤防サイクリング回廊整備事業(ハード事業)
【実施目的】 刈谷田川において、未舗装部分である堤防を整備し、すでに整備されている堤防(サイクリングロード)と繋ぐ。これにより一連の回廊を形成し、刈谷田川付近の文化や水害体験の伝承、被災箇所を巡る等の地域間交流をより一層促進し、住民健康の向上を図る。 【事業内容】 長岡市中興野(刈谷田川左岸)付近の堤防460mをサイクリングロードとして整備しました。 【実施結果】 今回の事業で中之島工区の整備が進み、刈谷田川に沿ってのサイクリングロード利用可能距離が増長できました。サイクリングに活用することで、利用者の健康増進や地域間交流の拡大が期待されます。 |
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(上)刈谷田川の堤防整備前 (下)刈谷田川の堤防整備後 |
機那サフラン酒本舗周辺環境整備事業(ハード事業)
【実施目的】 摂田屋地区の歴史や醸造文化等を広く発信し、交流人口の拡大を図るため、その拠点となる機那サフラン酒本舗の建物及び庭園を整備する。 【事業内容】 長岡市が行う鏝絵蔵文化的価値向上工事を支援しました。 【実施結果】 鏝絵蔵の美観を向上させる工事を実施することにより、そこを訪れる観光客の満足度の向上や文化的価値の向上に寄与しました。 機那サフラン酒本舗の整備は、登録有形文化財としての歴史的・文化的価値をさらに高め、ひいては摂田屋地区の観光振興、交流人口の拡大に繋がると考えられるため、長岡市を支援することにより、市と共に摂田屋地区の活性化を図っていきます。 |
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(上)機那サフラン酒本舗の鏝絵施行前 (下)機那サフラン酒本舗の鏝絵施行後 |