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【長岡】森林基幹道「黒姫山線」の紹介
林道とは、一般的に森林内にある道路を言う場合もありますが、林業施策的には、水源かん養機能や土砂流出防止機能などの多面的機能を持つ森林の適正な整備及び保全を図り、効率的かつ安定的な林業経営を確立するために必要不可欠な自動車道等として位置づけられています。
また、林道は山村地域に暮らす人々のライフラインとしても地域住民の通行や物資の運搬等の役割を担い、都市部の人々の森林へのアクセス確保など山村地域の振興や生活環境の改善にも大いに役立っています。
長岡地域振興局管内における林道開設は令和2年度で完了し、現在は既存林道の改良、橋梁などの施設点検を管理者である市町村が実施しています。
長岡地域振興局管内には、208路線の林道が整備されています。
ここでは、令和2年度に全線開通した黒姫山線について紹介します。
黒姫山線は、柏崎市の水上と高柳町岡野町を結ぶ延長約13km、幅員5mの林道です。
この林道沿線では、古くからスギの植林、枝打ちなどの森林の整備が広く行われており、これら森林資源を有効利用するため、基幹的な路線として建設されました。
長岡市街地から黒姫山を望む
施工位置
起点(柏崎工区)
終点(高柳工区)
完成状況(柏崎工区)
完成状況(岡田工区)