本文
刈谷田川ダム概要
ダムの概要
刈谷田川は守門岳(標高1,537m)を源として始まり、増沢川、幾地野川、そして来伝川と合流して山岳地帯を抜け、旧栃尾市街地を流れて西谷川、塩谷川、稚児清水川と合流して見附市街地の南側を流れて、旧分水町(燕市)で信濃川に合流する、延長50km、流域面積240キロ平方メートルの一級河川です。
この刈谷田川は大雨が降るたびに氾濫を繰り返し、多大な水害を被ってきました。昭和36年8月の集中豪雨により大きな被害を受けたため刈谷田川河川改修基本計画を立てましたが、昭和39年7月の集中豪雨により再び被害を受けたことにより改修基本計画が改定され、その結果、刈谷田川ダムを建設し洪水調節を行うことになりました。
また、刈谷田川から取水している長岡市栃尾地域の水道用水や工業用水が渇水による必要量を確保する必要性があることから、刈谷田川ダムは「洪水調節」の他に「上水道用水」「工業用水」の目的を持った多目的ダムとして、昭和49年度から7年かけて建設され、昭和55年4月から管理を開始しました。ダムの建設事業費は97億円です。
その後、刈谷田発電所が計画され、平成2年10月より運転開始しました
更に、平成16年7月の「新潟・福島豪雨」による河川計画の見直しにより、河川改修や遊水地の建設と合わせてダムの洪水調節を変更があり改修工事を行い、平成22年から新しい運用方法で管理を行っています。
刈谷田川ダム建設の経緯
昭和43年4月 | ダム建設のための調査を開始 |
---|---|
昭和49年7月 | 工事に着手 |
昭和54年10月 | ダムに水貯めを開始 |
昭和55年4月 | 長岡土木事務所刈谷田分室を設置しダム管理開始 |
平成2年10月 | 水力発電を開始 |
平成22年6月 | 新ダム運用方法により管理開始 |
刈谷田川ダム諸元
刈谷田川ダム諸元
このページに関するお問い合わせは
長岡地域振興局地域整備部刈谷田分室
〒 940-0145 長岡市栃堀7297-3
電話: 0258-52-5311
ファクシミリ: 0258-52-1072