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平成27年度内水面水産試験場のトピックス
市内の宮内中学校および岡南中学校1年生が職場体験に訪れました。内水面水産試験場の仕事や施設、飼育している魚を説明した後、当場の業務の一つである「魚病(寄生虫)検査」を体験してもらいました。
小さな魚からエラやヒレを切り出すのは少し苦労していたようですが、顕微鏡で見る寄生虫の姿に少し驚いた様子でした。これを機会に魚をはじめとする生き物や科学に興味を持ってもらえればと思います。
寄生虫検査(宮内中)
寄生虫検査:顕微鏡(宮内中)
寄生虫検査(岡南中)
顕微鏡で見たギロダクチルス
平成27年7月22日~24日、OIE(国際獣疫事務局)アジア太平洋地区の「水産動物及び水産物の安全な国際貿易に関するワークショップ」が長岡市にて開催されました。
水産動植物の国際間取引における安全性(防疫)に関する情報共有と情報交換が主な目的で、アジア太平洋沿岸各国(オーストラリア、ニュージランド、ブータン、カンボジア、台湾、香港、ラオス、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ネパール、ニューカドレニア、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム、日本)から参加がありました。
ワークショップでは参加各国の防疫対策等の状況報告、OIE発行の各種資料の説明やそれを用いた演習などが行われました。また、農林水産省及び内水面水産試験場からニシキゴイの輸出手続き(衛生証明書発行等)について説明がありました。最終日には長岡市・小千谷市の養鯉業者を視察しましたが、色鮮やかで大きなニシキゴイに参加者の皆さん驚かれ、養鯉担当者や内水面水産試験場職員にニシキゴイのことを熱心に質問していました。