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【五泉・阿賀】 アルコールの正しい知識知ってますか?「健幸飲酒でニコニコライフ」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054034 更新日:2019年3月29日更新

 “健幸飲酒”とは、適量を楽しむ程度の、こころとからだにハッピーなお酒の飲み方です。
 意外と知らないアルコールのこと、正しく知って付き合いましょう!

チェックしてみましょう

アルコール チェック項目

一つでも当てはまったら、危険信号です。

飲み過ぎと関係ある病気は?

アルコールと関係ある病気

思っている以上に、身体全体に影響があることが分かります。

特に多いのは肝臓病で、肝硬変にすすむと、肝臓の細胞がかたい線維におきかわってしまいます。

膵臓もダメージを受けやすく、強力な消化液が逆流して、膵臓自体を溶かしてしまう膵炎になる危険があります。

そのほかに、アルコールの多量摂取により骨がスカスカになったり、食道がんなど上部消化器がんが多くなったりします。

アルコール依存症について

アルコール依存症の誤解

  • お酒がやめられないのは意思が弱いから
  • 仕事をしているからまだ依存症ではない などと思われがちですが

アルコール依存症とは

  • 飲酒を自分でコントロール出来なくなる
  • アルコールが抜けると、離脱症状(手指の震えなど)が出る
  • 徐々に進行する病気である
  • 早期に治療するほど失うものが少なく、回復も容易である

「飲めない族」と「危ない族」

アルコールの吸収・分解についての画像
アルコールの吸収・分解について

 アルコールは、胃・腸からそのままの形ですぐに吸収され血中に入り、肝臓のアルコール脱水素酵素によって分解され、「アセトアルデヒド」という有害物質になります。
 このアセトアルデヒドを分解する酵素がALDH2です。

「飲めない族」とは

 アルコールをまったく受け付けないか、少量飲めても悪酔いしやすい体質で、日本人の約4割の方がこのタイプです。

 ALDH2が上手く働かず、苦しい思いをします。

「飲める族」ではなく、「危ない族」

 残り6割の方は飲んでも悪酔いせず、ALDH2の働きでアセトアルデヒドがどんどん分解され、頭痛や吐き気などをあまり経験しません。

 そのかわり、アルコール依存症や内臓疾患にかかる可能性が高いため、「危ない族」なのです。

 自分の体質を正しく理解し、また他人の体質を尊重して、飲み過ぎや無理強いはやめましょう。
 アルコールハラスメントになります。

ポイント(1) “健幸(けんこう)”な適量 お酒の「1単位」

お酒の1単位

 適量であるお酒の「1単位」は、純アルコールで「1日約20g」です。
各お酒の1単位は下記の図を参照下さい。

 女性や高齢者はこれよりも少なめが適量です。

 1日3単位を超える飲酒は多量飲酒で健康問題や社会問題を引き起こすとされています。

 1日2単位を限度としましょう。

ポイント(2) “賢幸(けんこう)”に(賢く楽しく) 飲みましょう!

賢く楽しく飲みましょう!

アルコールの正しい知識を持って

 アルコールは依存性のある物質の為、イエローカードの飲み方を続けていると、自分でコントロール出来なくなりアルコール依存症に進む可能性が高くなります。

 アルコール、うつ、自殺は「死のトライアングル」とも言われており、アルコールによる抑うつ症状の悪化がみられたり、うつ病の方はアルコールの摂取により病状悪化することもあります。
 また、自殺される方の背景にアルコールの問題が実は多いことも分かってきています。

 「自分は大丈夫」 「酒に飲まれるわけがない」 「依存症になるのは意思が弱いからだ」と考えている「あなた」が危ない!

 自分でやめることが難しければ、専門医に相談しましょう。

 保健所や各市町、精神保健福祉センターにまずはご相談下さい。

 ご家族からの相談も受け付けています。

相談先一覧

相談先一覧の画像

専門機関

専門機関の画像

アルコールイベントを実施しています

 新潟地域振興局では、自分の体質や、アルコールの正しい知識を知ってもらう為、フォーラムを開催したり、地元のイベントにブースを出店してアルコールパッチテストやクイズを実施して普及啓発活動を行っています。

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