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道路の定期パトロールを行っています
新潟県では、現在、より効率的かつ効果的な道路の維持管理を行うため、道路パトロールの実施方法などの見直しを進めています。
この見直しの一環として、徒歩等により道路を巡視する「定期パトロール」の充実を図ることとしており、毎年4月に津川地区振興事務所では「定期パトロール」の計画を見直しています。
道路の定期パトロールとは
津川地区振興事務所は阿賀町内において、国道459号、主要地方道新発田津川線及び一般県道室谷津川線を始め、計15路線、延べ約129kmの道路を管理しています。
県管理道路の巡視はパトロール車によるものを主体としており、これを「通常パトロール」と呼んでいますが、当事務所のパトロール車は年間で約4万キロメートル、地球1周分にも相当する距離を走ります。(平成25年度実績)
一方、「定期パトロール」は、「通常パトロール」では確認できない細部の異常や不具合の発見のため徒歩等により実施するもので、当事務所では、延べ約129キロメートルの管理道路を1年間で一巡することを目標としています。
定期パトロールの様子。図面と見比べながら、歩道を巡視しています。
パトロール車が同行しながら、道路を巡視しています。
道路案内標識の基礎を点検しています。
異常を確認したら、詳しく記録します。
定期パトロールの携行品
道路現況平面図。延長や幅員、側溝や柵の状況が記された道路管理の必需品。
蛍光テープ。目印として、異常箇所に貼り付けるもの。
鈴。ツキノワグマに遭遇する危険があるため、熊よけとして腰に付けます。
ゴムハンマー。ガードレール等を叩いて調べる場合があります。
安心・安全な道路管理に努めます
このような側溝の傷みが、最も多く見つかります。
こうした側溝の隙間は歩行者転倒などの危険があり、注意して巡視します。
道路の端の、舗装の小さな穴を発見。深さを確認します。
法面にある雪崩予防柵の損傷も見つかりました。
「定期パトロール」で見つかった道路施設の異常については、軽微な損傷箇所等を除き、直ちに必要な修繕や補修を行っています。
今後、「通常パトロール」を補う「定期パトロール」の充実を図ることで、道路の安全・安心がさらに高まることが期待できます。
このページに関するお問い合わせは
維持管理課
住所: 959-4402 東蒲原郡阿賀町津川1861-1
電話: 0254-92-2622
ファクシミリ: 0254-92-5701
電子メール: ngt112250@pref.niigata.lg.jp