本文
新発田地域
新発田地域の農業の概要
農業経営は稲作を中心として、野菜では、ねぎ・にんじん・アスパラガス等、花きではチューリップの球根・切り花等、果樹ではおうとう・ぶどう・なし・かき等、畜産では、酪農・肉用牛・養豚等の多様な経営が展開されています。近年は、野菜では、稲作主体の農家、法人の園芸導入が増加し、ブロッコリー、えだまめ、さといも、オクラ、オータムポエムの栽培面積が増えています。また、花きでは、ヒマワリ切り花等の2年草切り花の面積が伸びています。
項目 | 平成22年 | 平成27年 |
---|---|---|
農業経営体数 [単位:経営体] |
7,712 |
6,470 |
経営耕地面積 [単位:a] |
2,135,181 | 2,130,423 |
資料:農林業センサス
注:1a(アール)=100m2(平方メートル)
主な農産物
ねぎ
旬な時期:4月下旬から5月下旬、7月下旬から12月上旬
主な産地:新発田市、胎内市、聖籠町
砂丘地を中心に栽培されています。やわらかく甘みがあるのが特徴です。
いちご
旬な時期:11月上旬から6月中旬
主な産地:新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町
甘みと酸味のバランスが絶妙で香りが芳醇。11月から出荷が始まります。
ブロッコリー
旬な時期:5月中旬から6月中旬、9月下旬から11月中旬
主な産地:新発田市、聖籠町
春と秋に出荷されています。色合いが良く、とても引きしまったブロッコリーです。
アスパラガス
旬な時期:3月下旬から10月上旬
主な産地:新発田市、聖籠町
新発田地域は県内一のアスパラガス産地。春採りと夏秋採りがあります。
にんじん
旬な時期:7月前半、10月中旬から11月下旬
主な産地:胎内市
砂丘地で大規模に作付け。色つやが良く、甘みが強いのが特徴です。
さといも
旬な時期:9月上旬から3月下旬
主な産地:新発田市、阿賀野市、聖籠町
水田転換畑のほか、県内では珍しく砂丘地でも栽培されています。
えだまめ
旬な時期:6月下旬から10月中旬
主な産地:新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町
品種リレーにより長期間出荷されます。秋には在来品種「大峰かおり」が登場。
カリフラワー
旬な時期:10月上旬から12月上旬
主な産地:阿賀野市
水田転換畑を中心に作付け。阿賀野市では、特産品化を目指しています。
さつまいも
旬な時期:12月中旬から3月下旬
主な産地:胎内市
築地地区の砂丘地で作付けされており、「はるかなた」のブランドで出荷されています。
さくらんぼ
旬な時期:6月上旬から6月下旬
主な産地:新発田市、聖籠町
「佐藤錦(さとうにしき)」や「紅秀峰(べにしゅうほう)」を栽培。県内生産量の約9割を占めます。
ぶどう
旬な時期:8月下旬から10月上旬
主な産地:聖籠町、新発田市、胎内市
「シャインマスカット」「巨峰(きょほう)」の他、「紅瑞宝(べにずいほう)」「タノブラック」などが栽培され観光農園も行われています。
かき
旬な時期:10月上旬から11月上旬
主な産地:阿賀野市
「刀根早生(とねわせ)」「平核無(ひらたねなし)」を主力にJAを通して“おけさ柿”として販売されます。
いちじく
旬な時期:8月下旬から10月下旬
主な産地:新発田市、阿賀野市、聖籠町
「蓬莱柿(ほうらいし)」「桝井(ますい)ドーフィン」を中心に栽培されています。
チューリップ球根
旬な時期:4月下旬
主な産地:新発田市、阿賀野市、胎内市
新潟県の約6割の面積が栽培されています。
切り花
旬な時期:
チューリップ:11月下旬から3月下旬
ユリ:5月上旬から12月下旬
カーネーション:6月上旬から11月下旬
キク:5月中旬から12月下旬
バラ:年間
ヒマワリ:5月中旬から9月下旬
カラー:5月中旬から11月下旬
主な産地:新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町
チューリップをはじめ、さまざまな切り花の主要産地となっています。
牛乳(生乳)
主な産地:新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町
新発田地域は県内最大の酪農地帯。酪農家が作る乳製品も人気です。