本文
柏崎地域
柏崎地域の農業の概要
柏崎地域は、米の生産に特化しており、「葉月みのり」など早生品種の生産が盛んで、県内でもいち早く消費者に新米をお届けしています。また、園芸品目では、古くから柿や桃の産地がありましたが、近年では「えだまめ」や「たまねぎ」の栽培面積が拡大しており、市場や実需から高い評価を得ています。
項目 | 平成22年 | 平成27年 |
---|---|---|
農業経営体数 [単位:経営体] |
2,218 |
1,620 |
経営耕地面積 [単位:a] |
419,354 | 404,991 |
資料:農林業センサス
注:1a(アール)=100m2(平方メートル)
主な農産物
えだまめ
旬な時期:7月上旬から9月上旬
主な産地:柏崎市、刈羽村
味・香りのよい「茶豆」を中心に栽培しています。特に、7月下旬から出荷する早生茶豆「新潟系14号」は大莢で、市場の評判が良いことから、栽培面積が拡大しています。
たまねぎ
旬な時期:7月上旬から9月頃
主な産地:柏崎市、刈羽村
主に「ネオアース」という品種を栽培しています。夏場に、みずみずしく・甘い「新たまねぎ」は、地元市場、学校給食、農産物直売所など、幅広い用途に出荷されています。
かき
旬な時期:9月下旬から11月上旬
主な産地:柏崎市
新潟県で主に作られている渋柿の「平核無」と「刀根早生」を約7haで栽培しています。アルコール脱渋により、とろけるような舌触りが特徴的です。また、11月下旬から2月頃まで、加工品の干し柿、柿チップを販売しています。
もも
旬な時期:7月下旬から8月中旬
主な産地:刈羽村
主な栽培品種は、「白鳳」と「あかつき」です。栽培面積は4ha程度であり、直売所での販売や個別販売が多く、市場に出回ることが少ない希少品です。9月以降は、「砂丘桃ジュース」として加工品も販売されています。
鶏
主な産地:柏崎市
鶏卵(7農場)、鶏肉(1農場)があります。全農場おいてHACCP方式の考え方に基づく衛生管理手法が導入されており、(公社)新潟県畜産協議会からクリーンエッグ、クリーンチキン生産農場として認定されています。