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ECHIGO棚田サポーターとは?
畦の草刈り作業
ECHIGO棚田サポーターは、棚田を愛し、地域の方々と共に棚田を保護するグループです。
棚田は稲作の場としてだけでなく、土砂崩れなどの災害防止、環境保全、美しい景観の形成といった多様な役割を担っています。しかし、棚田は道が細く農作業機械が入りにくい、用水源が遠く山腹水路の管理がしづらい、畦が急で崩れやすいなど、多くの手間と労力を要する水田です。このため、過疎化や高齢化が進行する農山村では、効率の悪い棚田が真っ先に耕作放棄されています。
こうした状況に対し、棚田の維持を支援するために、平成11年3月に県農地部職員を中心としてECHIGO棚田サポーターが発足しました。農道や水路の草刈り、補修作業など地域の人々だけでは維持が難しくなってきた棚田を「少しでも手助けしたい」という思いから始まったこの活動ですが、以降、多くの個人会員及び団体会員の協力を得て活動の輪が広がり、現在も精力的に活動を展開しています。