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県産材を使ったCLTパネル工法の施設で完成見学会を開催しました(平成30年1月16日)
県では、県産材の利用拡大に向けて、CLT(直交集成板)の普及に取り組んでいます。
CLTパネル工法を採用した県内初の施設である中山間地農業技術センターにおいて、設計者、デベロッパー、市町村職員等を対象とした「CLT完成見学会」を開催しました。
開催概要
- 日時:平成30年1月16日(火曜日)
- 会場:えちご川口ホテルサンローラ(室内講義)
農業総合研究所中山間地農業技術センター(完成見学) - 参加者:76名
(設計士、施工業者、木材・製材業者、市町村職員等) - 開催内容:
- CLT建物の魅力について
- 中山間地農業技術センターの工事概要
- CLTあらわしの室内見学
室内講義
新潟県CLTアドバイザーの渡邉氏からは、森林資源が充実しつつあるなかで木材を循環利用していくためにCLT利用はメリットが大きいこと、建物の自重が軽くなることや、工期の短縮が図れることからコスト縮減の可能性があると説明がありました。
県の担当者からは、CLTをできるだけ見せるように設計したが、CLTを程よく見せるような内装仕上げを行えば、金物や配線等の処理が可能であると説明がありました。
構造見学
見学者からは、CLTの床はしっかりとした感じがする、木の香りがする、接合金物が目立つ、などの感想がありました。