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と畜場の衛生監視・指導
食肉の安全・安心を提供するための衛生監視・指導
と畜場への衛生指導について
食品衛生上の危害の発生を防止するため、と畜場法で定められている衛生管理が適切に行われているかどうか、と畜場に対して衛生監視・指導を行っています。
- 細菌検査
枝肉および機械・器具等について細菌検査を定期的に行い、細菌汚染の有無を確認しています。 - と畜場の衛生管理に関する業務調整会議
更なる衛生管理の向上を図るため、と畜場従業員との意見交換会を毎月実施しています。 - と畜場従業員およびと畜場利用事業者に対する衛生講習会
衛生的な作業を推進させるため、講習会を通じて衛生知識の向上に努めています。
また、と畜場におけるHACCPシステムによる衛生管理に関する講習会を適宜実施しています。 - と畜場に併設されている食肉処理施設に対し、HACCPシステム導入を支援しています。
食肉衛生強調月間
毎年7月を食肉衛生強調月間と定め、と畜場、と畜場に併設されている食肉処理施設、およびと畜場利用事業者と協力し、安全で衛生的な食肉を提供するための取り組みを実施しています。
衛生監視・指導情報
事業概要第2章(6 と畜場の衛生指導状況)を御覧ください。/sec/shibatakensa/1201107648986.html
豚熱(CSF)対策
豚熱は、豚やいのししが感染する病気であり、強い伝染力と高い致死率が特徴です。感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。
治療法は無く、発生した場合に畜産業への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法によって家畜伝染病に指定されており、殺処分や移動制限等の厳しい措置が定められています。
所管と畜場においては、家畜保健衛生所及び当センターと共同で「CSF対策委員会」を設置し、対応マニュアルの整備等により、本病の発生に備えています。