本文
公正な採用選考のために
公正な採用選考とは
「就職」は、一人の人間にとって、生活の安定や社会参加を通じての生きがい等、生きていく上で極めて重要なものです。
この重要な「就職」を決める採用選考は常に公正であることが求められますが、採用選考時において就職差別につながるおそれのある質問を行ったり、不要な書類の提出を求めるなど、不適切な事象があとを絶たない状況にあります。
また、最近は「聞いてはいけないと言われているのだが」、「不都合があれば答えなくても構いませんが」と前置きした上であえて不適切な質問をするという悪質な事例も見受けられます。
公正な採用選考とは、事業主の皆様方に人権問題に対する正しい理解と認識を深めていただき、新規学校卒業予定者の採用、一般の採用にかかわらず、それぞれの採用において、本籍や家族関係など「本人に責任のない事項」や思想信条にかかわる「本来自由であるべき事項」を基準とすることなく、職務を遂行するために必要な適性と能力に基づいた基準により採否を決定していただくというものです。
特に、新規学校卒業予定者にとって、就職は学校生活から新たな職業生活に入る人生の重大な転機となるものであり、採用選考が適切に行われるかどうかによって、将来を大きく左右することにもなります。
事業主の皆様方には、以下のパンフレットを有効にご活用いただき、公正な採用選考について理解と認識を深めていただくとともに、積極的な取組をお願いいたします。
パンフレット「公正な採用選考のために」 [PDFファイル/1.09MB]
なお、公正な採用選考を行うに当たって留意すべき事項については、新潟労働局のホームページを参考にしてください。
新潟労働局「公正な採用選考システムの確立に向けて」<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)