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カセットボンベ、可燃性ガスを含んだスプレー缶等の取扱いに注意してください
概要
平成29年4月には、宮崎県で花見の最中にカセットボンベが破裂して負傷者が出るという事故が、11月に東京都内にあるビルの一室でカセットボンベの破裂事故があり、爆風で窓ガラスが割れ、路上に飛び散った事故が発生するなど、たびたびカセットコンロによる事故が発生しています。
カセットコンロによる事故の件数、原因等については、NITE(独立行政法人製品評価技術安全機構)が取りまとめ、公表しています。
場所を選ばず使用できる便利さの反面、カセットボンベやスプレー缶には可燃性ガスが入っているので、適正に使用・廃棄を行わないと、爆発・火災等、思わぬ事故につながります。
使い方を誤ると破裂のおそれ~鍋の季節はカセットボンベの事故に注意~(NITE)<外部リンク>
カセットコンロやスプレー缶による事故を防止するために
取扱いには以下の事項に注意し、安全に使用してください。
- カセットボンベ等の保管は、高温となる場所や火気の周辺は避けてください。
- 他の火気の近くで使用しないでください。また、夏の砂浜など、炎天下での使用は避けてください。
- カセットボンベのカバーまで覆う大きな調理器具は使用しないでください。
- 2台以上並べて使用しないでください。
- 製品の取扱説明書の記載内容をよく理解し、使用方法を守ってください。
- ガス器具を使用する前に変形などないか確認し、異常が見つかったときには使用しないでください。特にアウトドア用は注意が必要です。
- ガス器具にカセットボンベを適切に取り付け、臭いや音でガス漏れがないことを確認してください。
- ガス臭がしたり、異常な燃焼が見られる場合は、ただちに使用を中止してください。
廃棄上の注意
- 不要なカセットボンベやスプレー缶を処分するために中身を抜く場合は、屋外等の風通しのよい安全な場所で行うなど、適正に行ってください。
- カセットボンベやスプレー缶は、各地域のゴミ出しルールに従って適正に処分してください。