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AEDの使用により助けられる命があります!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0058898 更新日:2019年3月29日更新

一般市民によるAED(自動体外式除細動器)の使用

 AEDとは、心臓がけいれんし、心臓本来の血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して電気ショック(除細動)を与えることにより、心臓の動きを正常に戻すための医療機器です。
 電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下すると言われており、早期のAEDによる電気ショック(除細動)が必要となります。
 そのため、従来は医師や救急救命士以外には使用することはできませんでしたが、平成16年7月1日から一般市民も使用することが認められ、またそのことから一般市民が多く利用する公共施設や学校、企業等においてその設置が進んできました。

県内における一般市民によるAED使用実績

 下の表は、平成27年に県内で一般市民の方がAEDを使用したことによって、どれだけの方が1か月後に生存していたか、またその後に社会復帰したかを表示しています。
 また、別表では、県内実績と全国平均値を比較して表示しており、県内実績が全国平均値に比べて高い効果を上げていることが分かります。

一般市民によるAED(除細動)実施状況と社会復帰率平成27年新潟県実績の画像
一般市民によるAED(除細動)実施状況と社会復帰率平成27年新潟県実績

一般市民によるAED(除細動)使用効果新潟県実績と全国平均の比較(平成27年)の画像
一般市民によるAED(除細動)使用効果新潟県実績と全国平均の比較(平成27年)

救命の現場に居合わせたら

 AEDは、電源を入れると音声で操作方法を案内してくれますし、自動的に電気ショック(除細動)の必要性を判断してくれますので、どなたでも簡単に使用できます。
 積極的に救命活動に取り組むため、応急手当講習の受講をお勧めしています。
応急手当講習の実施日、受講方法等については、最寄りの消防本部にお問い合わせください(各消防本部における問い合わせ先は本ページの末尾をご覧ください)。

AEDはどこに設置しているの?

 次のサイトをご覧ください。
 また、各自治体(消防本部)でも様々な取り組みを行っていますので、そちらもご覧ください。

各自治体(消防本部)による取り組み

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