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【十日町】第1回「~職人探訪~十日町きものGOTTAKU」を開催しました
平成30年5月17日(木曜日)~19日(土曜日)3日間、十日町市内にあるきもの関連企業13社の工場見学イベント「~職人探訪~十日町きものGOTTAKU(ごったく)」を開催しました。
地域が一体となってきもの関連工場を一般の方に開放するするイベントは全国初開催となります。
3日間の開催でしたが新潟県内はもとより、東京都、神奈川県、埼玉県など県外からもお越しいただいた750名(延べ人数)の皆さんから、職人の技を間近で見ていただきました
青柳会長
17日の開催初日は生憎の雨模様でしたが、来賓として関口十日町市長、橋本県産業労働観光部長を迎えてオープニングセレモニーを(株)青柳明石工場で開催しました。
セレモニーに際して、実行委員会を代表して青柳会長から
「十日町のきものを知ってもらうのが大きな目的、工場の奥深くまで入って、十日町のきものを堪能して欲しい」
と参加された皆さんに呼びかけました。
関口十日町市長 橋本県産業労働観光部長
報道各社から記者、報道カメラなども入り賑やかなスタートになりました。
各社の工場見学の様子
(株)関芳
(株)シルクワーク
(株)ハピネス
(株)きものブレイン
(株)いつ和
蕪重織物(株)
(株)はぶき
渡吉織物
(株)青柳
勇屋織物(株)
吉澤織物(株)
根啓織物(株)
(株)桐屋
工場カフェ
多くの工場が集まる「明石工業団地」。その団地内に「工場カフェ」をオープンして、工場見学の合間などに休憩していただく為のスペースを用意しました。
十日町総合高校の生徒によるきもの姿でまちあるき
きものの着付けを練習している高校生から、きもの工場見学、きもの姿でまちあるきをしてもらい、その様子を写真部の生徒が撮影する取り組みを行いました。
普段は賑やかな高校生も、きもの姿になると落ち着いた大人の雰囲気が出ています。
造形大ワークショップ
昨年、十日町地域振興局と長岡造形大学で進めた「地域協創演習」の成果として発表された「トオカマチバック」を作るワークショップを期間中に道の駅「クロステン」で開催しました。
着物の形をモチーフにしたバックの制作でしたが、学生たちが丁寧に説明しながら進め、参加された方も出来上がったバックに満足した様子でした。
十日町のきもの展示
十日町きものGOTTAKUに併せて、十日町織物工業協同組合が市内の工場で製造されたきものを一同に見ることができる展示を道の駅「クロステン」で行いました。
来訪された方々は、各社オリジナルのキモノの数々に目を凝らしてご覧になっていました。
きものレッスン
十日町きものGOTTAKU最終日に自分できものを着て、まちあるきとお茶を楽しむイベントを開催しました。
きものの着付けレッスンは女性3回、男性1回着付けを習い、自分できものを着てから市内のまちあるきを楽しみました。
途中、男性陣と女性陣が合流して、きもの月間のために装飾された街中で記念撮影です。皆さんそれぞれ初めて自分で着たとは思えないほど、きちんと着こなしていました。
皆さんがこれで終わりにならないよう、きものを着て様々なシーンで着物文化をアピールしていっていただきたいですね。
今回が全国初開催となったきもの工場見学「~職人探訪~十日町きものGOTTAKU」ですが、参加者アンケートでは、多くの方々から満足していただくことができました。
今後はこのイベントの反省点や課題を活かして、次回の開催に繋げていけるよう実行委員会で議論していきます。
見学者アンケートをまとめましたので、下記よりダウンロードしてご覧ください。
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